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日向side
〈ネズミー城〉
日向「でも･･･犯人はどうして槍とナイフを使い分けたんだろうな？」
九頭龍「あぁ、あのナイフだけでも殺せたはずだし、よっぽど使い易かったはずだ･･･こんな余計なムチが付いた槍なんぞ、扱い辛くて仕方ねーだろ･･･」
確かに、扱い辛そうだな･･･
A『うーん･･･それでもこの槍を選んだって事は･･･この槍じゃないといけない理由でもあったのか？』
日向「･･････なんだが･･･ちょっと疲れたな･･･調べても調べても真相に近付いてる気がしない･･･」
A『･･･ちょっと休む？』
日向「いや･･･大丈夫だ。それにそんな事言ってる場合じゃないしな･･･」
A『そっか･･･』
日向「狛枝のコテージに行けば･･･何かわかるはずだ。行くぞ」
A『うん！』
俺達は狛枝のコテージに向かった
〈ホテル敷地内〉
七海「A･･･」
A『七海ちゃん･･･！』
七海はAに抱きついた
モノクマ「おや、キミ達も狛枝クンの部屋に入りたいのかな？ちょうど今･･･七海さんにお願いされたトコなんだよ」
日向「お前と話してるヒマはない･･･さっさと鍵を開けろ」
モノクマ「はいはい、仕方ないなぁ･･･」
「カチャ！」
モノクマ「ほーら、鍵は開けたよーっと。後はオマエラの自由に調べるといいさ！」
七海「･･･さっそく入ろっか」
A『うん･･･』
〈狛枝のコテージ〉
ここ数日間のあいつは変だった
Aにも冷たい態度をとっていた･･･
何があいつを変えたのか･･･ひょっとしたら･･･その手掛かりもここに残ってるかもしれない･･･
捜査に取り掛かろう
日向「･･･って何やってんだ？A」
A『あ、なんか･･･あるよ･･･』
とベッドの下から手を戻すと･･･Aが持っていたのは･･･ガスマスクとゴム手袋だった
七海「しかも、やたらと本格的なヤツだね。軍事施設から持って来た物かな？」
やたらと本格的なガスマスクとゴム手袋･･･狛枝はそんな物を何に使ったんだ？
しかも、ベッドの下なんかに隠して･･･
七海「A･･･他には何かベッドの下に落ちてなかった？」
A『えっと･･･他には･･･青いアルミの紙切れみたいなものがある･･･』
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月28日 17時
