✿5 ページ6
Aside
〈教室〉
？？？「ちょ、ちょっと待って！いったん整理させてちょうだい！」
ウサミ「はい、いいでちゅよ！」
？？？「えーっと･･･みんなはどう思う？ぼ、ぼくは歌って踊って喋れるヌイグルミとか、聞いたことないんだけど」
？？？「ど、どうせラジコンかなんかだろ･･･ガキのおもちゃ如きで騒いでんじゃねーよ･･･」
？？？｢や、ラジコンにしたってリアル過ぎんじゃね？おもちゃってレベルじゃねーぞ･･･｣
？？？｢どうやって動いているかなど問題ではない。それより、その口振りからしてお前は知っているようだな。俺達がどのような状況に置かれているのかを･･･！｣
ウサミ｢もちろん知ってまちゅ！あちしはこの”修学旅行”の引率の先生でちゅから！｣
？？？｢修学旅行･･･だと･･･？おい･･･修学旅行とはどういう意味だ？｣
ウサミ｢教職員の引率の元で生徒さんが団体行動で旅行をする学校生活における一大イベントでちゅね！｣
？？？｢定義的な意味を聞いてるんじゃなくて･･･｣
ウサミ｢ではさっそく、楽しい修学旅行の旅に出発しまちょーう！｣
･･･出発？
ウサミ先生はステッキを振った
すると･･･
『え･･･？』
？？？｢は？｣
目を疑った
教室が舞台のセットみたいに崩れ落ちて私の目の前に現れたのは･･･
青い空と白い雲･･･
青い海と白い波･･･
『な、何これ･･･』
どう考えても異常･･･
明らかに理不尽･･･
完全に狂っている･･･
徹底的に間違っていた･･･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メロン | 作成日時：2023年5月14日 14時
