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Aside
〈ホテル〉
日向「そ、そんな連呼しなくても忘れないって･･･！」
弐大「ガッハッハッ！ 委細承知したぞぉ！！」
狛枝「弐大猫丸クンは･･･”超高校級のマネージャー”って呼ばれてるんだ」
日向「やる方じゃなくてマネージャーなのか？ただのマネージャーなのか？」
狛枝「”ただの”ではないよ･･･だって”超高校級”だからね」
凪斗のネット情報によると弐大くんは色んな学校へ行き、様々な運動部でマネージャーとして活躍してきたらしい
『･･･こんな凄い体格なら納得だよ』
弐大「ガッハッハッ！」
｢ピロンッ！｣
『･･･じゃあね 弐大くん！』
弐大「応ッ！」
〈ホテルロビー〉
狛枝「うん･･･外観もそうだったけど、中も立派だよね。」
日向｢もし、これが普通の旅行だったら、俺もこんな風に笑顔になってたところだけどな･･･て言うか･･･どうしてこのホテルには、俺たち以外に誰もいないんだ」
『仕方ないよ･･･無人島だもん』
〜辺古山さん〜
日向「あ、あの」
？？？「･･･何か用か？」
日向「いや、ちょっと自己紹介がしたいんだけど、いいかな？･･･？」
？？？「自己紹介か･･･わかった、構わないぞ」
日向「俺は日向創って言うんだ。よろしく」
辺古山「私の名前は辺古山ペコという。こちらこそ、よろしく頼むぞ」
【超高校級の剣道家 ペコヤマ ペコ】
狛枝「この凛々しい彼女にはね、”超高校級の剣道家”と呼ばれる才能があるんだよ。辺古山ペコさん･･･可愛らしい名前からは想像もできないけど･･･剣道の達人らしいよ」
辺古山「あのウサギの言う通りになるとしたら、私達
は同じ島で共同生活を行うことになるのだな」
『そうだよ』
辺古山「男女が共に暮らす為には互いの理解が必要不可欠だ。断じて良からぬ気を起こさぬようにな･･･私も･･･仲間を斬り捨てるような真似はしたくない･･･」
日向「き、斬り捨てるって･･･背中のそれは竹刀だよな？」
辺古山「･･･ゆえに斬り捨てるのは不可能だが、打ち所が悪ければ無事ではすまぬ。いや、打ち所が良ければ･･･かな」
｢ピロンッ！｣
『辺古山さん･･･また後で』
辺古山「あぁ･･･」
あ･･･あそこにいるのは･･･
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作者名：メロン | 作成日時：2023年5月14日 14時
