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Aside
〈ホテル〉
日向｢狛枝･･･きっとお前は俺の命の恩人だな｣
狛枝｢ははっ、大袈裟･･････じゃないかもね･･･｣
九頭龍｢おい、コラ･･･終わったんなら、さっさとどっか行けや、ボケ｣
その後･･･次々にみんなと自己紹介をし合った
〜まひるちゃん〜
？？？｢あー、アンタって、砂浜で頭抱えてうずくまってた人でしょー｣
日向｢あ、あぁ･･･そうだけど･･･｣
？？？｢あのさぁ･･･男なんだからもっとしっかりしてよね。こういう時に女子を守るのが男子の役目でしょ？だからちゃんとAを守ってよね｣
日向｢そ、そうだな･･･｣
小泉｢で、私の自己紹介でしょ？まだだったもんね？えーっと･･･私の名前は小泉真昼だよ。ま、これから色々よろしくね｣
【超高校級の写真家 コイズミ マヒル】
狛枝｢小泉さんは”超高校級の写真家”って呼ばれる将来を有望されているカメラマンなんだよ。色んな賞をたくさん受賞してる若手写真家らしいよ。その中でも･･･特に人物写真が得意らしいね｣
小泉｢でも、ちょっとホッとしたかも。アンタ達はまともみたいだもんね｣
日向｢･･･ん？ まともって？｣
小泉｢だってさ、なんだが変なヤツばっかりじゃん。天才だか超高校級だか知らないけどさ･･･さっさと仲良くなってこの島から出たいのに上手くやっていけるか不安だったんだよね｣
日向｢この島から出るって･･･なんだ！？｣
小泉｢あれ、知らないの？あのウサミってヌイグルミが言ってたじゃん。仲良くなると手に入る”希望のカケラ”を、すべて集め終わると･･･このふざけた修学旅行はお終い。みんな揃ってこの島から帰れる･･･ってさ｣
日向｢そ、それで帰れるのか！？本当か？ 本当にそう言ったんだな！？｣
小泉｢て言うか、ちゃんと聞いておきなよね！大事な話なんだからさぁ！｣
『ま、まあ･･･』
狛枝｢ねぇ、日向クン。これで少しは安心できたんじゃない？普通に暮らしてさえいれば、ボクらはすぐにこの島から帰れるようになるんだよ。だから慌てる必要なんてないんだよ｣
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作者名：メロン | 作成日時：2023年5月14日 14時
