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Aside
〈軍事施設〉
日向「でも、ジャバウォック島は観光地じゃなかったのか？どうして未来機関が拠点にするんだよ？」
ソニア「実は･･･それについて少し気になる事が書いてありました･･･」
ジャバウォック島を管理していた旅行会社の倒産で･･･島はかなり前から無人島になってたみたい･･･
ソニア「そのせいで”事件の影響”を直接的に受けずに済み、比較的容易に環境を整えられそうだと･･･」
かなり前から･･･無人島･･･？ホテルは綺麗なままで･･･スーパーは品揃えが豊富･･･
まさか･･･それも未来機関が･･･！？
それと”事件”ってなんだろう･･･？
ソニア「もう1つ･･･Aさんと日向さんは覚えていらっしゃいますか？図書館にあったジャバウォック島の観光案内です。あそこに書いてありましたよね？」
A『はい･･･ジャバウォック諸島の”中央にある小さな島”には･･･行政機関が集まる大きな建物がある･･･と』
日向「だけど、そんな建物なんてどこにもなかった･･･それがおかしいって話になったんだよな？」
ソニア「ですが、この再開発計画によると、未来機関の重要拠点として活用される予定なのが･･･」
A『まさか･･･その建物ですか？』
ソニア「ええ、改築して未来機関の施設にする予定だと･･･そう書いてありました」
日向「な、なんだよ･･･話がちぐはぐじゃないか･･･ありもしない建物を改築する予定とか･･･クソッ！ どうなってんだよ！」
ソニア「わたくし達は･･･もっとも肝心な問題を見落としていたのかもしれません」
これが･･･この島の･･･謎？
日向「A･･･あれ見ろ」
私は日向くんが指差した所を見ると･･･
A『あ、あのヘリって･･･！』
花村くんのおしおきに使われたヘリコプターがあった
日向「･･･ふざけんな！」
日向くんはヘリコプターを殴った
「ゴツッ！」
日向「いっつ･･･！」
A『日向くん･･･だ、大丈夫！？』
日「･･･クソッ･･･情けないな」
A『･･･次のところ行こっか』
私は日向くんの手を握った
日向「あぁ･･･」
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月15日 16時
