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Aside
〈ヌイグルミ工場〉
狛枝『･･･で、どうだった？裏切り者さんは名乗り出てくれたかな？それとも名乗り出なかった？答えを聞かせてもらえると嬉しいな。ボクは隣の倉庫で待ってるから教えに来てよ。A･･･待ってるからね』
そこで･･･ビデオメッセージは終わった
A『凪斗･･･』
日向「･･･隣の倉庫？」
左右田「狛枝はそこにいるんだなッ！？」
終里「今度こそオレがぶん殴ってやるッ！」
左右田「じゃあ、とどめにレンチで頭をカチ割ってやる！」
九頭龍「とどめはオレだ！テメーらは半殺しでやめとけ！」
日向「よし、隣の倉庫だな･･･」
ソニア「急ぎましょう！」
日向くんとソニアさんはヌイグルミ工場から出た
七海「みんな･･･すっかり頭に血が上ってるね」
A『み、みんなを止めないと･･･七海ちゃん急ぐよ！』
七海「うん･･･」
私は七海ちゃんの手を引き･･･ヌイグルミ工場を出た
〈工場〉
左右田「やってやる･･･ぶん殴ってやる･･･」
A『そ、左右田くん･･･落ち着いて･･･』
終里「待て！」
日向「･･･え？」
みんなの足が止まる
A『あかね･･･ど、どうしたの？』
終里「ほら、なんか聞こえねーか？この扉の向こうだ」
日向「･･･聞こえる？扉の向こう？」
確かに･･･倉庫の扉の向こうから薄らと･･･
A『これって･･･音楽かな･･･？』
九頭龍「どういうつもりだ･･･また狛枝の罠か？」
左右田「まさか･･･扉を開けた途端に、今度こそ本物の爆弾が爆発したり･･･」
終里「よし、開けて確かめてみっか！オメーらはAを守ってろ！」
あかねは･･･ゆっくりと倉庫の扉を開け･･･
「ガタガタガタ･･･！」
終里「･･･あれ？ 開かねーぞ？」
左右田「や、やっぱ罠だって！だからもうやめとけって！なっ！？」
終里「こんなモン、ちょっと力を入れて押せば･･･」
あかねの蹴りによって･･･扉は勢い良く開かれた
「バンッ！！」
左右田「うわぁああああッ！ 爆発するゥゥゥッ！！」
私達は思わず身構えた･･･けど･･･
終里「ん？なんだこりゃ？」
日向「･･･ど、どうしたんだ？」
終里「ほら、中を見てみろよ」
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月15日 16時
