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Aside
〈ヌイグルミ工場〉
七海「もしかしてさ･･･そこに”鍵になるカード”を通せば爆弾を解除できたりしてね･･･」
左右田「･･･なっ！？いや･･･でもあるかもしんねーぞ･･･だって･･･解除できる方法を残しておかねーと、仕掛けた本人すら解除できなくなっちまうもんな･･･」
終里「最初からその気がねーだけかもしんねーだろ？」
七海「ううん、そうじゃないと思う」
A『きっと凪斗は私達に･･･”何か”をさせようとしてるの』
日向「何かって･･･なんだよ？」
A『その答えは･･･このパソコンの中にあるはずだよ』
私は･･･停止したベルトコンベアの上にあったパソコンを･･･みんなの前に持っていった
日向「これ･･･最初に来た時はなかった物だよな？」
七海「うん、すごく怪しいね」
日向「･･･調べてみるか」
日向くんがパソコンに触れた瞬間･･･何かのプログラムが起動して･･･
その直後、モニターに映し出されたのは･･･
狛枝『やぁ、みんなご苦労さま･･･やっぱりキミ達は爆弾を見つけてくれたんだね。信じた甲斐があったよ』
凪斗だった･･･
日向「こ、狛枝･･･ッ！」
A『凪斗からのビデオメッセージ･･･かな？』
七海「うん･･･そうみたいだね」
終里「何がビデオメッセージだ･･･！言いてー事があんなら直接言えってんだよ！」
九頭龍「まぁ、待てや･･･とりあえず最後まで見てからにしようぜ･･･」
狛枝『さて、爆弾を見つけた事だし、後はそれを止めるだけだね。爆弾を止める方法はね･･･あのカードリーダーに”電子生徒手帳”を通すだけだよ』
終里「おーし、そういう事なら、オレに任せろッ！」
狛枝『ただし･･･！誰の生徒手帳でもいいって訳じゃない･･･”裏切り者の電子生徒手帳”でないとダメなんだ』
凪斗は昨日･･･裏切り者の正体がわかったらしいけど･･･
その裏切り者が･･･名乗り出てくれないのが悔しいみたい
狛枝『これが最後のチャンスだよ･･･どうする裏切り者さん？みんなの命はキミに掛かってる･･･もちろんAの命もね･･･助けるも助けないもキミ次第だよ？さぁて、どんな結末になるのかな？』
そこで･･･メッセージの再生は終わった
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月15日 16時
