✿650 ページ5
Aside
《教室》
狛枝「Aー？」
瑠花「狛枝くん！違うクラスなのに･･･どうしたの？」
狛枝「えっと･･･キミ誰だっけ？」
瑠花「同じ委員会の瑠花だよ。もう忘れちゃったのー？」
狛枝「あはは･･･ごめん。ボク忘れっぽくってさ･･･」
瑠花「全然気にしてないよ！」
狛枝「それより･･･Aに用があって来たんだけど･･･」
瑠花「A･･･ちゃんに？」
狛枝「実はさ･･･筆箱ごと忘れちゃって･･･」
瑠花「私で良ければ･･･貸すよ？」
狛枝「気持ちだけ受け取っておくよ･･･あ、A！」
A『凪斗･･･』
狛枝「筆箱ごと･･･家に忘れたから･･･シャーペンと消しゴム貸してくれない？」
A『いいよ･･･次から気をつけてね』
狛枝「ありがとう！さすがボクのAだよ！」
凪斗は私に抱きついた
A『ちょ、ちょっと･･･！』
狛枝「じゃあね」
凪斗は私のクラスから出て行った
瑠花「･････････」
別の日･･･
《昇降口》
瑠花「狛枝くーん！一緒に帰ろう！」
狛枝「ボク･･･Aを待ってるんだけど･･･」
瑠花「･･････なんか、Aちゃん今日、掃除当番だったんだって･･･」
狛枝「へぇ･･･じゃあボクは先に帰ろっかな」
瑠花「え！？わ、私と帰るんじゃないの？」
狛枝「キミ･･･帰り道逆じゃなかった？」
瑠花「で、でも･･･一緒に帰っちゃダメ？」
狛枝「･････････いいよ」
瑠花「ありがと！」
また別の日･･･
狛枝「A･･･図書館行こ！」
A『うん！行こう』
瑠花「ねぇ、Aちゃん･･･私も一緒いい？」
A『あ･･･うん！いいよ』
そんな日々が続いた･･･
でも･･･凪斗が瑠花さんを避けるようになった･･･
瑠花「･･･狛枝くんに嫌われちゃった！」
A『そ、そんな事ないよ･･･』
瑠花「･･････せいだ」
A『え･･･？』
瑠花「全部･･･あんたのせいだよ！」
A『･･･！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メロン | 作成日時：2024年3月15日 16時
