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Aside
〈ネズミー城 中〉
左右田「なんだよ･･･なんなんだよォ･･･クソッ、わかったよ！探せばいいんだろ、探せばよォ！」
日向「あっ、おいっ！」
左右田くんはネズミー城を出ると･･･ソニアさんとは反対方向へと歩いていってしまった･･･
A『どうしよう･･･みんなが･･･』
日向「な、何やってんだよ、あいつら･･･こんな時にバラバラになって･･･」
九頭龍「ま、別行動ってのはいいかもしんねーな」
日向「･･･は？なんでだよ？」
九頭龍「だってよ･･･その方が動きやすいだろ。誰かがこっそり誰かに会いに行ったりできるしな」
A『そ、それって･･･』
九頭龍「･･････わりぃ、独り言だと思って聞き流してくれや」
九頭龍くんも･･･ネズミー城から出ていってしまった
終里「またこれかよ･･･相変わらずバラバラだな･･･」
ミニ弐大「マッタクジャア！」
日向「そう思うんなら･･･お前もなんとかしてくれよ！」
終里「あぁ、任せとけ･･･オレに秘策がある」
A『秘策･･･？』
終里「A･･･ぜってーにオレが問題の元凶を根元からポッキリとブチ折って･･･お前を助けてやるからな！」
あかねは･･･走ってネズミー城から出てしまった
A『あかね･･･？その秘策って何･･･？』
七海「今の終里さんの様子からして･･･ちょっと嫌な感じがするね。A、日向くん･･･私は終里さんを追うよ」
A『そう･･･だね。今は･･･凪斗と合わせない方がいいかもね･･･』
七海「･･･日向くんは･･･Aから絶対に離れちゃダメだよ！」
日向「あぁ、わかった！」
七海ちゃんはあかねを追って走っていき･･･そして･･･私と日向くんだけが残された
A『それにしても･･･どういう意味なんだろうね･･･”被験者”の意味･･･』
日向「それと”未来へと導くパスワード”って･･･」
最後に残った私達もネズミー城を後にすると･･･パスワードの手掛かりを求めて島中を駆け回った
けど･･･何も見つからなかった
そして･･･時間だけが･･･どんどん過ぎていった
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月15日 16時
