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Aside
〈ネズミー城〉
左右田「オ、オイ･･･あれ見ろよ･･･！」
日向「い、入口が壊されてる･･･！しかも･･･”爆弾”でも使ったみたいに粉々に･･･」
九頭龍「となると･･･どうやら当たりみてーだな」
終里「こ、この中に･･･爆弾があんだな･･･！」
九頭龍「そうとしか考えらんねーだろ･･･」
A『じゃあ･･･中に入ってみようか･･･でも、気を付けながらね･･･』
七海「これでもかって細心の注意を払いながらね」
日向「そう･･･だな･･･」
〈ネズミー城 中〉
日向「なんだ･･･ここ･･･中も遊園地っぽいのかと思いきや･･･」
A『教会や聖堂･･･みたいな雰囲気だね･･･』
･･･ん？ここの床･･･なんかある･･･
ソニア「あの･･･爆弾がどこにもないように思えるのは、わたくしの気のせいでしょうか？」
九頭龍「いや、気のせいじゃねーだろ･･･」
七海「島ごと吹き飛ばすほどの爆弾なら、それなりの大きさがあるはずだけど･･･見当たらないね。隠せそうな場所もないし」
終里「じゃあ･･･爆弾はここじゃねーのか！？」
A『爆弾はなくても･･･手掛かりならあるよ･･･』
九頭龍「手掛かり･･･？」
A『みんな･･･床を見て･･･』
左右田「･･･ん？なんだこりゃ？」
床に書いてあったのは･･･”被験者のみんなへ みんなを未来へと導くパスワードは･･･”
パスワードは書いてあるんだろうけど･･･傷があって読む事が出来なかった
それと”被験者”って･･･私達の事･･･？
未来に導くパスワードって･･･！
終里「おい、なんだよこれ！肝心な部分が読めねーじゃねーか！」
九頭龍「つーか･･･”未来に導くパスワード”ってどういう意味だよ？」
日向「あ、もしかして･･･そのパスワードって･･･」
A『うん･･･あの遺跡に入る為のパスワード･･･だろうね』
終里「けど･･･肝心のパスワードが読めねーんじゃ、どうしようもねーじゃねーか」
ソニア「がっくしトホホです･･･」
七海「･･･これって、誰が消したんだろうね？」
九頭龍「モノミもモノクマもネズミが苦手でこの城には入れねーはずだから･･･」
A『多分･･･いや、絶対に･･･凪斗だと思う･･･』
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月15日 16時
