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日向side
〈レストラン〉
狛枝「それに、ボクなんかに突っ掛かってる時間があるなら、さっさと爆弾探しを始めた方がいいと思うよ」
終里「後でぜってーに･･･粉々にしてやっからな･･･！」
狛枝「それは怖いね」
七海「･･･なんで、わざわざヒントを教えてくれるの？」
狛枝「だって、キミ達の必死に頑張る姿を見れば、裏切り者が名乗り出る気になるかもしれないでしょ？特にAはね･･･」
A『え･･･？』
狛枝「だって･･･みんなはAの事大好きでしょ？」
6人「「「「「「当たり前だ！/当たり前です！/当たり前」」」」」」
狛枝「･･･ほらね？だから･･･Aがたくさん頑張れば･･･裏切り者が名乗り出て来るはずだよ」
七海「Aを利用して･･･裏切り者をあぶり出すって事？」
終里「テメー･･･どこまでAを苦しめたら気が済むんだよ！」
A『あかね･･･行こ』
終里「でも･･･！」
A『爆弾を探して･･･見つければ･･･裏切り者も名乗り出なくて済むから･･･ね？』
終里「･･････」
Aは終里と一緒にレストランから出ていった
狛枝「行ってらっしゃい･･･」
九頭龍「オレらも行くぞ･･･」
狛枝「あ、ちなみにボクはここで大人しく待ってるから、名乗り出たくなったらいつでも来てね･･･裏切り者さん」
狛枝の含み笑いを背に聞きながら･･･俺達はレストランを後にした
〈ホテル敷地内〉
レストランから出ると･･･Aと終里が話していた
終里「A･･･なんで止めたんだよ！もう少しで狛枝を粉々に出来たのに！」
A『あかね･･･ごめん･･･私のせいだよ』
終里「だから･･･Aのせいじゃねぇーって！」
A『違う！全部･･･私のせいなの！私がみんなに過去を話さなければ･･･！傷付くのは･･･私だけで･･･良かったのに･･･みんなを巻き込んだ･･･！』
Aは泣きながら･･･そう叫んだ
九頭龍「おい、A･･･いったん頭冷やせ･･･」
A『･･･！ごめん･･･なさい･･･』
日向「A･･･」
その後、俺達はAが落ち着くまで･･･
ずっと傍にいた
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月15日 16時
