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日向side
〈レストラン〉
俺はコテージを飛び出し･･･レストランに向かった
A『日向くん･･･おはよう』
日向「あぁ･･･」
Aの手を見ると･･･絆創膏があった
まさか･･･！
日向「A！この指･･･どうしたんだ！？まさか･･･狛枝にか！？」
A『違うよ･･･さっき包丁で切っただけだから』
七海「やっぱり聞くんだね･･･」
日向「やっぱり･･･？」
ソニア「うふふっ･･･みなさん必ず･･･そうAさんに聞いたのです」
A『5回･･･くらい繰り返したよ･･･』
ご、5回も･･･！？
九頭龍「ちなみに日向･･･体の具合はどうだ？」
日向「良くはないけど･･･動けないほどじゃない」
九頭龍「だったら･･･平気って事だな･･･」
左右田「オレは全然平気じゃねーぞ！まだ耳鳴りがキンキンしてるっつーの！」
七海「で･･･これからどうしようっか？」
ソニア「ど、どうするも何も･･･」
狛枝「困ったよね･･･裏切り者がボクに名乗り出てくれれば、すぐに問題は片付くんだけどね？」
日向「こ、狛枝！ いつの間にッ！？」
狛枝「のんびり屋さんのみんなを･･･急かしに来てあげたよ･･･昨日言ったよね？”明後日の正午”がタイムリミットだって。ほら、急がないと」
左右田「せ、急かすも何も･･･名乗り出るかどうかはオレじゃなくて裏切り者次第だろ･･･」
狛枝「まぁ、そうかもしれないね･･･ただ、裏切り者次第とは言え、キミ達の態度は･･･すっかり諦めモードって言うのはどういう事なのかな？」
終里「テメー･･･調子乗りやがって･･･！」
狛枝「まぁ、そうカッカしないでよ･･･せっかくヒントを教えに来てあげたのに、ボクの気が変わったら困るでしょ？」
･･･え？ヒントって･･･そう言ったのか？
A『ねぇ、凪斗･･･ヒントって･･･？』
狛枝「キミ達が”まだ1度も行った事のない場所”に･･･ボクは爆弾を仕掛けたんだ」
ソニア「･･･1度も行った事のない場所？」
終里「つーか･･･ヒントなんかいらねーからよぉ･･･答えを言いやがれ！言わねーなら力ずくで吐かせんぞ！？」
左右田「や、やめとけって･･･！また爆弾でも使われたらどうすんだ！」
狛枝「うん、賢明な判断だね」
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月15日 16時
