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Aside
〈ホテル ロビー〉
日向「･･･え？」
モノミ「ほわわっ！一体何が起きたんでちゅか！？ミ、ミナサン無事でちゅかー！？」
モノクマ「ほらほら、ジャマしないの！狛枝クンが裏切り者の正体を暴こうとしてるんだから！」
モノミ「ほわわっ！？裏切り者の正体を暴くって･･･どうするつもりなんでちゅか？」
狛枝「･･･今、言わなきゃダメ？」
モノミ「む、無駄でちゅよ･･･だって裏切り者は自分から名乗り出るなんて･･･そんな事はできないはずでちゅ･･･」
狛枝「･･･ん？ どういう意味？」
モノミ「･･･言わなきゃダメでちゅか？」
モノクマ「あらら･･･ギュンギュンに火花散らしちゃって、なーんかドキドキしてきちゃうね･･･」
日向「の、のん気に言ってないで･･･お前も･･･止めたらどうなんだよ･･･」
モノクマ「･･･へ？止める？どうしてボクが止めなきゃなんないの？」
A『ひ、日向くん･･･これは･･･ルール違反じゃないよ』
日向「･･･え？」
狛枝「キミが言ってるのは･･･”ルールを破ったら”の話でしょ？ルール違反とはルールを破った後で初めて成立する･･･その前に取り締まるのは難しいよね？」
モノクマ「うん！”ルール違反の宣言”は、ルール違反じゃないからね！」
日向「な、なんだよ･･･それ･･･！」
狛枝「でも裏切り者さえ名乗り出てくれれば、すべてが丸く収まるんだからさ･･･大丈夫だよ･･･きっとすべて上手くいくに決まってるって･･･」
待って･･･
A『待って･･･凪斗！』
狛枝「こうなったのは全部･･･A、キミのせいだ」
A『･･･！』
凪斗はそう言い残して･･･去ってしまった
モノクマ「うぷぷ、狛枝クンは頼もしいなぁ！ボクが何もしなくても盛り上げてくれるんだもんな！」
モノミ「･････････」
終里「あ、あのヤロー･･･ぜってーに許さねーぞ･･･！」
九頭龍「ク、クソ･･･爆弾とかマジかよ･･･！」
左右田「誰でもいいから･･･名乗り出てくれよ･･･」
でも･･･名乗り出て来る人なんて･･･誰もいなかった
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月15日 16時
