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日向side
〈日向のコテージ〉
「ピンポーン･･･」
日向「はーい･･･」
ドアを開けると･･･手提げを持ったAがいた
A『さっきぶり！日向くん』
日向「手提げなんか持って･･･どうしたんだ？」
A『･･･トランプのリベンジにしにきたよ！』
日向「A･･･弱いだろ？」
A『そ、それはババ抜きだけ！』
日向「･･･ホントか？」
A『ホントだもん！』
日向「･･･わかった。相手になってやる」
それから本気の対決が始まった
〔スピード〕
日向＆A「『せーの･･･スピード！！』」
俺達は「7」と「10」のカードを出した
俺は･･･出せない･･･
Aの手札は･･･まずい！連続で「6」「5」「4」「3」だ･･･
その後･･･どんどん差を付けられ･･･俺は残り6枚でAは残り1枚になってしまった
A『せーの･･･スピード！』
そして･･･Aは最後の1枚を出した
日向「ま、負けた･･････」
A『スピードだけは･･･強いって言われた事ある･･･』
日向「スピード”だけ”なんだな･･･」
〔戦争〕
日向＆A「『せーの･･･！』」
俺が出したのは「7」･･･Aが出したのは･･･「4」
日向「よし！」
A『･･･まだ手札･･･全然あるもん』
す、拗ねてる･･･
日向「じゃあ、また･･･せーの！」
そんな風にやっていたら･･･あっという間に･･･お互いに手札は1枚になっていた
A『これで最後･･･せーの！』
俺達の手札は･･･どっちも「A」だった･･･
日向「･･･同点だな」
A『ふふっ･･･本当だね』
その後･･･俺はAと時間を忘れる程･･･トランプに熱中した
日向「そろそろ、暗くなってきたな･･･」
A『あ、本当だ･･･熱中し過ぎて･･･気付かなかったね』
日向「あぁ･･･そうだな」
その瞬間･･･
「ピンポーン･･･」
誰かが来た
A『左右田くんとか･･･かな？』
日向「一応･･･出るか･･･」
そっとコテージの扉を開けると･･･
狛枝「やぁ、日向クン･･･あ、やっぱりAもいた！」
日向＆A『「･･･こ、狛枝っ！？/凪斗！？」』
な、なんで･･･こいつがいるんだ？
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月15日 16時
