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日向side
〈屋台通り〉
こ、狛枝･･･ッ！
日向｢狛枝･･･今までどこに行ってたんだよ？｣
狛枝｢キミ達の思考の方こそ、どこにいっちゃったんだろうね･･･｣
終里｢テメー･･･よくもAを傷付けたな･･･｣
狛枝｢A話したんだ･･･｣
A『･･････うん』
狛枝｢別にいいけどね･･･で”今までどこに行ってたんだ？”だったよね？ちょっと人を捜してたんだよ｣
日向｢人を･･･捜してた･･･？｣
狛枝｢もう来てるんじゃないかと思ったんだけど･･･ボクの見当違いだったのかな？｣
九頭龍｢おい、誰の事言ってんだ･･･？この島にオレら以外の人間がいるとでも･･･｣
狛枝｢きっと、例の”コロシアイ学園生活”の生き残りだよ｣
七海｢･･･えっ？｣
じゃあ、この島に･･･響子ちゃんが来てるって事･･･？
狛枝｢だとしたら、色々と繋がってきそうだよね？そうは思わない？｣
日向｢それって･･･十神の事を言ってるのか？あいつも同じ”生き残り”だったはずだもんな？｣
狛枝｢･･･あれ？そっか･･･キミ達はまだ”その段階”にしか辿り着けていないんだね･･･｣
終里｢どの段階だよ･･･訳わかんねーぞ！｣
ミニ弐大｢ワカンネーゾ！｣
狛枝｢A･･･ボクとずっと一緒にいたのに･･･まだ謎が解けてないの？｣
A『ごめん･･･』
狛枝｢ねぇ、ちゃんと考えたの？”コロシアイ学園生活”を生き残った十神クンが、あんな風に初っ端に犬死するなんて･･･逆に不自然って思わない？｣
A『･･････』
九頭龍｢そいつはどういう意味だッ！？｣
ソニア｢意味など問題ではありません！犬死なんて言い方は取り下げてください！｣
左右田｢ソニアさんの言う通りだッ！｣
ソニア｢最近の狛枝さんは変です！そんな狛枝さんは好きではありません！｣
終里｢オレは大嫌いだ･･･前からだけどな！｣
狛枝｢あーあ･･･随分と嫌われちゃったんだね･･･でもキミ達なんかからは好かれたくもないよ｣
左右田｢テメー今なんつったんだよ！｣
狛枝｢ボクにはAの愛しか受け止められないんだ･･･｣
九頭龍｢ハッ･･･Aもお前なんか嫌いなんじゃないか？｣
狛枝｢え？何言ってるの？Aはボクに好きって告白してくれたよ｣
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月15日 16時
