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Aside
〈屋台通り〉
九頭龍｢おーし、みんな集まったみてーだな｣
七海｢あれっ、狛枝くんはいいの？｣
左右田｢いいに決まってんだろ！あいつは仲間なんかじゃねーんだし！｣
九頭龍｢そもそも、どこで何してんのかもわかんねーんだ。声も掛ける事もできねーよ･･･で、どうだった？未来機関の連中に関して何かわかったか？｣
左右田｢ビミョーなトコだな･･･わかったような･･･わからねーような･･･｣
日向｢大体、どれが信じられる情報なのかもハッキリしないからな･･･｣
ソニア｢ですが･･･すべての元凶が未来機関なのは間違いないと思います｣
九頭龍｢いや･･･本当にそうなのかよ？｣
日向｢･･･えっ！？｣
終里｢な、何言ってんだ･･･敵じゃなかったらなんだって言うんだよ？味方だったら、オレらをこの島に閉じ込めたりしねーぞ！｣
九頭龍｢それは･･･そうなんだけどよ･･･モノミは未来機関の手先だけど、そのモノミはモノクマと反目し合ってる。オレらにコロシアイをさせてるモノクマとな･･･｣
左右田｢反目し合ってる･･･振りだろ？｣
七海｢ううん、振りとは思えないよ。あれは完全に嫌い合ってるでしょ｣
A『そうだよね･･･仲間なら殴ったりしないし･･･モノクマさんが怒るまで･･･コロシアイをやめるようにって言わないもん』
九頭龍｢なら･･･”敵の敵は味方”って事もあるはずだ｣
日向｢モノクマと敵対してるから･･･モノミは味方だって言うのか？｣
ソニア｢その両者が反目し合っていたとしても、どちらも敵という可能性もあるのではないでしょうか？｣
終里｢三つ巴戦ってか･･･なんか燃えるな｣
左右田｢あっ、そんな事言ってるオメーが未来機関の裏切り者じゃねーだろうな！？｣
九頭龍｢バッ･･･バカ言ってんじゃねーって！｣
ソニア｢裏切り者なんて存在しません！あんなものはモノクマさんのウソです！｣
左右田｢ウ、ウソ･･･？｣
ソニア｢モノクマさんがでっち上げた架空の存在なのです！一緒に生き残った仲間を信じなくてどうするのです！｣
その瞬間･･･
狛枝｢弱い･･･弱いよ･･･問題を直視して乗り越えるどころか･･･惨めったらしく必死に逃げようとするだけ･･･その弱さは絶望的だよ！｣
凪斗が来た
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月15日 16時
