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日向side
〈工場〉
A『奥の建物から白い煙がもうもうと上がってるね・・・』
日向「けど、モノクマをあしらった外観からして、ロクな工場じゃなさそうだ・・・」
七海「あ、A!」
七海はAに抱きついた
日向「お前といい、狛枝といい・・・なんでAに会ったら抱きつくんだよ?」
七海「・・・逆に日向くんはやらないの?」
日向「や、やる訳ないだろう!//」
七海「・・・ヘタレ」
日向「・・・今なんて言ったんだ?」
A『ま、まあまあ・・・落ち着こうよ。七海ちゃんはここで何してたの?』
七海「この建物って見るからに怪しそうだから・・・1人で中に入るのは危険かなーって思ってたんだ」
A『じゃあ一緒に行こうよ』
七海「うん!」
日向「・・・は?」
七海は勝ち誇った顔を俺に見せた。こいつ・・・なんなんだよ
日向「はぁ・・・じゃあ中に入るぞ」
A『うん!』
〈ヌイグルミ工場〉
日向「・・・な、なんだここは!?」
A『凄い!モノクマさんがいっぱいいる!』
ベルトコンベアに載せられて、次々と製造され・・・そして運ばれているのは・・・モノクマだった
ベルトコンベアで運び込まれたヤシの木が加工され・・・
最終的には・・・忌々しい物体が作り上げられている
隣の巨大なバケットの中に・・・次々とモノクマが放り込まれてる
日向「まさか、本物じゃないよな・・・」
A『確認して見よっか・・・』
と、Aはバケットの中にあるモノクマを1つ取った
A『動かない・・・みたいだね』
日向「そうか・・・これはヌイグルミだな」
七海「モノクマのヌイグルミ・・・あ、そもそも彼自体がヌイグルミだけどでも・・・これはそれと違って、正真正銘のヌイグルミなんじゃないかな?」
モノクマ「えっへん!似てるでしょ?ボクの等身大ヌイグルミだよ!」
日向「・・・と、等身大ヌイグルミ?」
モノクマ「うぷぷ・・・こいつで1発当ててやろうと思ってね。そんで作りまくってる訳ですわ。うひひっ!儲かるー!」
七海「でも・・・いくらなんでも作り過ぎだよね。絶対に在庫過剰になるよ」
A『モノクマさんのヌイグルミ・・・欲しいな・・・』
日向「・・・Aやめとけ」
A『わ・・・わかった』
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作者名:メロン | 作成日時:2024年3月15日 16時