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日向side
〈学級裁判場〉
A『2つのハウスと同じように･･･マスカットタワーの上にストロベリータワーがあったんだよ･･･』
田中｢だが、同じ建物の別の階という事なら･･･なぜ弐大の死体はそのどちらにも存在していたのだ？｣
左右田｢あーあ！ ハムスターちゃんには、そんな事もわかんねーのか！よし･･･このオレがビシッとその謎を解明してやる！Aさん、ソニアさん見ててくださいね！｣
A『･････････』
ソニア｢そ、そうですか･･･お好きにどうぞ･･･｣
なぜかAは下を向いていた
また何か考えてるのか･･･？
左右田｢Aさん！？｣
A『･･･！あ、ど、どうしたの？』
左右田｢き、聞こえてなかった！？･･･こうなったら活躍してぜってーに振り向かせてやるッ！｣
俺達は議論を始めた
左右田｢オレがビシッと謎を解いてやる！｣
九頭龍｢いいから早く始めろや･･･｣
左右田｢多分どっちかのタワーにあった死体は･･･実は”ダミーの死体”だったんだ！｣
日向｢それは･･･違うぞ！弐大の死体はダミーなんかじゃない･･･それは”左右田自身の証言”が物語ってたはずだ｣
左右田｢えッ･･･俺のッ！？｣
A『あ、私達がマスカットタワーからストロベリータワーに移動した時か･･･私達は弐大くんの死体が移動したって思い込んで･･･左右田くん言ってたよね？』
｢分解した時に置いた部品まで律儀に移動してる｣って･･･
日向｢お前はその直前まで、マスカットタワーで弐大の体を分解してたよな？お前がどう分解するかなんてわからないのに、それと同じダミーを用意しておけるはずがないだろ｣
ソニア｢ダミーを用意したのが左右田さん自身なら、話は別ですけどね｣
左右田｢ハハッ･･･ソニアさん･･･じょ、冗談がキツいですって･･･｣
ソニア｢･･････｣
左右田｢じょ、冗談ですよね！？｣
A『ソニアさん･･･左右田くんは犯人じゃないですよ』
ソニア｢なぜ･･･断言できるのですか？｣
A『左右田くんが犯人なら･･･連絡エレベーターやイチゴ回廊のスイッチを修理しない･･･』
七海｢壊れたままの方が、犯人にとってはずっと都合がいいんだしさ｣
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作者名：メロン | 作成日時：2024年2月29日 22時
