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Aside
〈砂浜〉
気分が落ち着かせる為･･･私は砂浜へ向かった
星空に海･･･
A『綺麗･･･』
明日･･･みんなに話すんだよね･･･
また･･･あの時みたいに･･･ならないよね･･･？
私の体は震えていた
怖い･･････
Noside
〈ジャバウォック公園〉
モノクマ｢いやーAさんの絶望っぷりはたまらないよね。学級裁判中にビンビンになっちゃったよ｣
狛枝｢ボクは笑ってる方が好きだけどね･･･｣
モノクマ｢もっと絶望してほしいですなぁー！｣
狛枝｢Aが絶望する訳ないでしょ･･･いくら絶望したって･･･必ず希望になるからね｣
モノクマ｢うぷぷぷ･･･だったら逆に考えてみてよ。希望があるから絶望が存在するんだよ？｣
狛枝｢そうだとしても･･･負けないよ。Aは”絶対的な希望”なんだから･･･｣
モノクマ｢ていうかさ･･･もうAさんは手遅れだよ。手遅れ！｣
狛枝｢･･･どうして？｣
モノクマ｢だって･･･もう十分絶望しているから！しかもその絶望は･･･キミが起こしたんだよ！うぷぷぷ･･･笑っちゃうよね！｣
Aside
〈砂浜〉
そう言えば･･･食事会に凪斗がいなかったな･･･
やっぱり･･･怒ってるよね･･･
と考えていたら･･･橋を渡っている凪斗を見つけた
A『凪斗！』
私は走って･･･凪斗のところに向かった
狛枝｢･･･ねぇ、A｣
A『な、何？』
狛枝｢学級裁判の時･･･なんで日向クンを助けたの？｣
A『･･･た、助ける事に理由なんかない。親友を助けて･･･な、何が悪いの･･･？』
狛枝｢”マリオネット”･･･｣
A『！』
私の体はさらに震えた
狛枝｢あの時は･･･ボクに従ってくれたのに･･･今は反抗的だね｣
A『凪斗･･･一体何を企んでるの？』
狛枝｢”超高校級の希望”になる為の計画だよ。てかもういい？ボク早く寝たいんだけど･･･｣
私は悟ってしまった･･･もう凪斗は止められない･･･
止めても無駄だって事を･･･だったら･･･言おう･･･
A『･･･だった』
狛枝｢･･･？｣
A『･･･好きだったよ』
優しい所も希望が大好きな所も･･･好きだった
でも･･･認めるのが･･･”怖かった”
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作者名：メロン | 作成日時：2024年2月29日 22時
