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Aside
〈学級裁判場〉
田中｢ククク･･･見事だ･･･フハハハハッ、見事だったぞ！人間風情がなかなかやるではないかッ！！｣
終里｢もう･･･やめろよ･･･妙な言い回しではぐらかすのは･･･もうやめてくれ･･･じゃねーと･･･オレがオメーをぶっ殺しちまう！｣
ソニア｢信じられません･･･こんなの信じられません･･･｣
田中｢ならば、終わらせてみせよ！この田中眼蛇夢に不浄なる一票を与えてみせよ！さぁ投票タイムを始めるぞッ！！｣
モノクマ｢うーん･･･なんだか盛り上がりに欠けるリアクションではありますが･･･では、オマエラはお手元のスイッチを押して投票してくださーい｣
何回も･･･学級裁判をやってるけど･･･スイッチを押す時･･･必ず手が震える･･･
押したくない･･･でも･･･これしか･･･生き残る道はない･･･
私はスイッチを押し眼蛇夢くんに投票してしまった･･･
【学級裁判 閉廷】
モノクマ｢結論から言うと･･･またまた大正解です！ノーミス4回連続成功なんて快拳ですよ！そう、メカになった弐大クンを殺したのは･･･田中眼蛇夢クンなのでしたー！｣
狛枝｢さて、犯人も決まった事だし、さっさと処刑を終わらせちゃおうか？｣
A『ま、待って･･･確かに学級裁判は終わったけど･･･事件が終わった訳じゃ･･･ないよ』
日向｢あぁ、そうだ･･･田中からちゃんと話を聞くまではまだ終われないんだよ！｣
狛枝｢聞いたからって、何がどうなるって訳でもないのにさ･･･ま、好きにすれば？｣
田中｢･･･ならば、1つだけ訂正させて貰うぞ！｣
日向｢･･･訂正？｣
田中｢貴様らは言ったな？俺様が”戦わずして”弐大を無力化したと･･･だがそれは大間違いだ 弐大は戦ったさ･･･間違いなく･･･そして戦った末に･･･あいつは敗れて死んだのだ｣
終里｢や、敗れて死んだ･･･？どういう意味だよ･･･！ちゃんと･･･説明しやがれ･･･！｣
田中｢いいだろう･･･では、順を追って説明してやろう･･･｣
ファイルデットルームで建物の秘密を知った眼蛇夢くんは･･･それを活用した殺人計画の実行に思い至った･･･
そして、建物のすべての時計に細工を施す事で･･･弐大くんをタワーにおびき寄せる事に成功した･･･
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作者名：メロン | 作成日時：2024年2月29日 22時
