希望の少女は打ち明けますXV (ページ30)

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Aside

〈学級裁判場〉

1つ目は･･･”連絡エレベーターの破壊”･･･これによって、ストロベリーハウス側の凪斗達とマスカットハウス側の私達は分断されてしまった･･･

次に犯人は弐大くんだけをおびき寄せる為･･･ドッキリハウス内のすべての時計を”2時間”遅らせた後･･･

犯人は自分のアリバイを確保する為、ストロベリーハウスのラウンジで･･･掛け時計のアラームを”午前5時30分”に設定しておいた･･･

それらの事前準備を終えた犯人は、必要な道具を手にストロベリータワーへと向かった･･･

犯人はファイルデットルームをクリアすると入れるオクタゴンから、それらの道具を調達していた･･･

つまり･･･犯人は”ドッキリハウスの秘密”にもいち早く気付いてたんだよ

ストロベリーハウスとマスカットハウスが実は同じ建物という秘密にね･･･

一方、事件の朝に体内時計で目を覚ました弐大くんは･･･”ある目的”の為にマスカットタワーへと向かった

その時の弐大くんの姿はたまたまラウンジに出てきた”九頭龍”くんが目撃している･･･

九頭龍くんの証言によると･･･それは午前5時ぐらいの事だったみたいだけど･･･

その時、私達の時間認識はすでに犯人によって狂わされていたから･･･実際は”午前7時”だったんだよ

午前7時と言えば･･･”モノクマさん太極拳”だね･･･弐大くんの目的はそのイベントに参加する事だった･･･

だけど･･･連絡エレベーターを壊されていたせいで、弐大くんはマスカットタワーに行けなくなってしまったの･･･

そこで弐大くんはいったん、ストロベリータワーに行ってみる事にした･･･

でも･･･そこには･･･弐大くんを待ち受けていた”犯人”がいたんだよ

その犯人は飼っていたハムスターさんを･･･あ、操る事で･･･

弐大くんの首の後ろにある”オヤスミスイッチ”を押して･･･弐大くんはスリープモードにされ、行動不能に陥ってしまった･･･

そこから犯人は”極上の凶器”を使う為の準備に取り掛かったの

まず･･･弐大くんの胸のアラームタイマーを操作し･･･”午前7時30分”に弐大くんが目覚めるようにした後･･･

鉄製のワイヤーで弐大くんを縛って･･･その先端を輪っかにして”ドアノブ”に引っ掛けた･･･