✿635 ページ28
Aside
〈学級裁判場〉
日向｢それらが犯行に使われたって事は･･･｣
A『犯人は間違いなくオクタゴンに行ってるはずなの･･･』
田中｢･･･クッ！｣
七海｢だとしたら･･･当然そこにあった抜け道の事だって、知ってるはずだよね？｣
田中｢･･･ククッ！｣
狛枝｢どうやら･･･これで終わりかな？いつもだったらここから日向クンとAが事件のまとめを長々と語っていくところだけど･･･ボクの方でサクッと終わらせちゃうね！｣
日向｢お、おい･･･何を勝手に･･･！｣
そんな日向くんの言葉を無視して･･･凪斗は事件のまとめを語っていった･･･
狛枝｢･･･さすがに彼がロボット化した弐大クンとまともに戦って勝てる訳がない･･･そこで彼は弐大クンのオヤスミスイッチを押す事で”戦わずして”無力化させたんだ｣
田中｢待て･･･き、貴様なんと言った？戦わずして･･･だと･･･ッ！？｣
狛枝｢･･･ん？ それがどうかした？｣
田中｢ふざ･･･けるなよ･･･！ふざけるなあああぁッ！その言葉だけは捨て置けんぞぉぉぉぉぉッ！！｣
狛枝｢･･･なんで急に怒ったのかな？｣
田中｢貴様らは･･･わかっていない･･･何もわかっていない･･･ッ！この期に及んでまだ何もわかっていないとはなぁッ！｣
終里｢何もわかってないって･･･なんだよそれ？｣
田中｢どうやら･･･まだ終われんようだ･･･！｣
A『な、何するつもり･･･？』
田中｢決まっているだろう！貴様らの幻想まみれの推理をぶち殺す！！｣
日向｢まだ･･･あるって言うのか？お前が反論する余地が･･･｣
田中｢あのスイッチは弐大の首の後ろに付いていた。それを押すにはヤツの背後に回り込まねばならぬ･･･！｣
終里｢弐大のおっさんの背後なんてそう簡単に取れるモンじゃねーぞ！｣
七海｢犯人と1対1の状況となれば･･･尚更かもね｣
田中｢やはり脆い･･･フハハハハッ！俺様を犯人に仕立て上げたくば、せめて人ぐらいは超えて欲しいものだッ！｣
A『それは違うよ、眼蛇夢くん･･･』
日向｢間違ってるのは･･･やっぱりお前の方だ！｣
眼蛇夢くんに･･･真実をぶつけてみせる･･･！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メロン | 作成日時：2024年2月29日 22時
