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Aside
〈学級裁判場〉
日向「ちょ、ちょっと待てよ･･･」
狛枝「･･･あのさぁ、日向クン。こんな学級裁判も･･･コロシアイもさ･･･しょせんは”ただの前座”でしかないんだよ」
モノクマ「ちょっとぉ！学級裁判が前座ってどういう意味だよ！」
狛枝「むしろ･･･茶番かな？こんな茶番なんて･･･退屈過ぎてストレスが溜まるよ･･･だからさぁ！ボクが健康を害して倒れる前にさっさと終わらせちゃおうよ！」
ねぇ･･･凪斗･･･どうしちゃったの？
あの”ファイル”を見たから･･･？
じゃあ･･･あの”ファイル”には何が書いてあったの？
回想
Aside
〈オクタゴン〉
私達は･･･希望ヶ峰学園時代のファイルを見ていた
狛枝「日向クンが･･･」
A『予備学科･･･？』
予備学科は･･･希望ヶ峰学園の生徒の育成の為、運営の為に資金を稼ぐ為の”金づる”･･･
A『そんな･･･』
狛枝「･･････どう、A」
A『ど、どう･･･って？』
狛枝「日向クンに”失望”した？」
A『･･･え？』
狛枝「いつも一緒にいた親友が･･･超高校級の才能もないただの平凡な高校生だった･･･そんなの失望するよね」
A『･･･ない』
狛枝「･･････」
A『失望なんかしてない！むしろ･･･日向くんの事が知れて･･･嬉しいの！』
狛枝「そっか･･･」
A『･･･次のページ捲るね』
その瞬間･･･凪斗が私の手を掴んだ
狛枝「待って･･･その先はボクだけ見せてもらうよ」
A『で、でも･･･』
狛枝「Aの為だよ･･･この先の事実を知ったらAは絶望しちゃうよ･･･それだけは避けたいんだ」
凪斗は私を抱きしめながらそう言った
A『･･････わかった』
私は希望ヶ峰学園時代のファイルを渡した
狛枝「ありがとう･･･」
凪斗は私の首に口付けをした
A『･･･ん』
その後･･･私は凪斗がファイルを読んでいる間･･･ドッキリハウスの事を考えていた
回想終了
〈学級裁判場〉
だから私は･･･その先のファイルの内容は知らない･･･
日向「狛枝･･･やっぱり何かあったんだな？」
狛枝「･･･ん？」
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作者名：メロン | 作成日時：2024年2月29日 22時
