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日向side
〈学級裁判場〉
七海「それをAが説明しようとしたところを･･･左右田くんにジャマされちゃったんだよね」
ソニア「ジャマ者は黙っててください！」
左右田「遂にはジャマ者扱いですか！」
弐大を乗せたままのエレベーターの中に落差を作る方法か･･･
それって、どんな方法なんだ？
俺達は再び議論を始めた
A『ある仕掛けを使えば･･･エレベーターの中に”落差を作れる”んだよ』
七海「その仕掛けって言うのはね･･･」
ソニア「怪しいのは”ハンマー”です！」
終里「そろそろ”柱”が出てくるんじゃねーか？」
田中「”床のオイル”は関係ないのか？」
九頭龍「”落ちてたドアノブ”が怪しいな･･･」
日向「それに賛成だ！あのドアノブには、何かで擦ったような跡があったよな？あれって･･･”ワイヤーで擦った跡”だったのかもな･･･」
九頭龍「そのワイヤーって･･･弐大を縛ってたワイヤーか？」
A『うん･･･あのワイヤーの先端って輪っかになってたでしょ？その輪っかをドアノブに引っ掛けた状態で･･･エレベーターを動かせば･･･』
ソニア「そ、そんな事をしたら”宙吊り”になってしまいますよ！」
七海「そう、宙吊りにしたんだよ」
ソニア「えっ！？」
七海「犯人はスリープモードになったメカ弐大くんをワイヤーで縛り付け･･･」
A『輪っかにしたワイヤーの先端を･･･”4階のストロベリータワーのドアノブ”に引っ掛けた･･･』
七海「その状態でタワー内のエレベーターを4階から1階のマスカットタワーの方に移動させて･･･」
A『そうやって･･･弐大くんを･･･宙吊りにしたの･･･』
モノクマ「そう、ぶらぶらっとね！まるで･･･」
モノミ「下品な事言おうとしてるなら、今すぐやめるでちゅー！」
日向「犯人は”床だけが動く”っていう、あのエレベーターの特徴を利用して･･･弐大を墜落死させる為の落差を作ったんだ」
その瞬間･･･
左右田「あまーい！」
左右田が反論した
左右田「落差を作ったからなんだ！それだけじゃ、あいつを墜落死させらんねーぞ！」
日向「な、なんでだよ･･･？」
左右田「たとえ宙吊りにしたところで、あいつが落ちなきゃ墜落死にはなんねーんだぞ！」
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作者名：メロン | 作成日時：2024年2月29日 22時
