✿620 ページ13
日向side
〈学級裁判場〉
日向｢そうか･･･ファイナルデットルームの奥にある、コンクリートで囲まれた”隠し部屋”の事か｣
九頭龍｢なんで･･･そこがオクタゴンなんだよ？｣
七海｢ほら、4角形のストロベリーハウスって、6角形のマスカットハウスの上に乗ってるんでしょ？｣
A『･･･6角形から4角形を切り抜くと･･･角か8つ･･･8角形になるんだよ』
狛枝｢そういう事だね･･･ファイナルデットルームの奥にある、あの隠し部屋がオクタゴンの正体だったんだ。実際、あそこには･･･色んな凶器や道具が置いてあったよ｣
終里｢じゃあ”極上の凶器”ってのもそこにあったのか？｣
A『少し･･･違うかな･･･私達はオクタゴンで･･･極上の凶器の正体を･･･”知った”んだ･･･』
日向｢･･･知った？｣
A『うん･･････”極上の凶器”の正体はね･･･あの”ドッキリハウスそのもの”だったの･･･』
狛枝｢つまり、犯人は”あの建物の構造”を凶器にして、弐大クンを殺したんだよ！｣
A『きっと･･･犯人は私達と同じようにあの景色からドッキリハウスの秘密に気付いて･･･』
狛枝｢そして、その構造を利用した殺害方法を思い付いたんだろうね｣
ソニア｢ドッキリハウス自体が凶器で･･･その構造を利用して･･･殺した？｣
A『だからこそ、犯人は私達を建物の謎から遠ざけようとした･･･』
狛枝｢それにしても、建物自体を凶器にするなんてなかなかスペクタクルな犯行だよね！あははははっ！！まさに”極上の凶器”の名に相応しいよ！｣
ドッキリハウスが凶器･･･？
それが”極上の凶器”の正体だって･･･？
一体、どういう事だ･･･？
犯人はそれを･･･どう弐大に利用したって言うんだ？
そして･･･それをやった犯人って･･･誰なんだ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メロン | 作成日時：2024年2月29日 22時
