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Aside
〈マスカットハウス 2階 ラウンジ〉
七海｢あー、うるさい･･･Aの言う通り･･･あの”電話”が鳴ってるみたいだね｣
A『とりあえず･･･でた方がいいよね？』
日向｢あぁ･･･そうだな｣
日向くんは受話器を取って、イチゴのボタンを押した
｢ガチャ･･･｣
九頭龍『･･･おっ、やっと繋がったか！』
A『その声･･･九頭龍くん？』
九頭龍『左右田、良かったな･･･Aがいるぜ』
左右田『Aさーん！！』
A『左右田くん･･･！』
日向｢まだストロベリーハウスにいるのか？｣
九頭龍『そっちに行きたくても･･･行けねーんだよ』
九頭龍くんはストロベリーハウスの状況を説明してくれた
・連絡エレベーターが壊されていて動けなくなっている事
・イチゴ回廊の扉のスイッチも壊れされている事
イチゴ回廊の扉のスイッチまで･･･壊されてるなんて･･･
九頭龍『･･･おい、聞いてんのか？』
日向｢あ、あぁ･･･聞いてるよ･･･｣
A『田中くんも凪斗も無事･･･？』
九頭龍『あぁ･･･狛枝なんかAに会いたいって何百回も呟いてるぜ』
な、凪斗･･･
日向(相変わらずだな･･･)
七海(勝った･･･)
九頭龍『まあ無事は無事なんだけどよ･･･ただ、弐大のヤツが見当たんねーんだ。テメーらは何か知らねーか？』
日向｢･･･さっきの死体発見アナウンス･･･聞いただろ？｣
九頭龍『チッ･･･やっぱそういう事だったか･･･！クソがぁ！なんで弐大なんだ！･････････で、あいつはどこで殺されたんだ？』
A『マスカットタワーだよ･･･私達が朝行ってみた時にはもう･･･』
九頭龍『そうか･･･マスカットタワーか･･･』
ストロベリーハウスのみんながこっちに来る方法は1つ･･･
左右田くんに連絡エレベーターを直してもらうにしかないみたい･･･
日向｢待ってるぞ･･･って事でいいんだな？｣
九頭龍『あぁ、連絡エレベーターの修理が終わり次第、そっちに向かうからよ･･･それまでは、テメーらに任せたぞ！』
｢ガチャン･･･｣
私達は七海ちゃんに電話の内容を伝えた
七海｢今、私達にできる事は･･･｣
A『信じて待つ事だね･･･』
日向｢･･･そうだな｣
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作者名：メロン | 作成日時：2024年2月14日 7時
