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Aside
〈学級裁判場〉
ソニア「このふとどき者っ！わたくしはそんなに膝の軽い女ではありません！」
左右田「惜しい！ もう少し上です」
七海「昨日の夜からずっと一緒なのは･･･私とAだけだよ」
左右田「え！？」
七海「･･･何？」
左右田「ア、イエ･･･ナンデモナイデス」
な、七海ちゃん･･･すごく怒ってる･･･
日向「お、俺達はたまたまマスカットハウスの1階で会って、一緒にタワーに行っただけだ･･･」
A『でね･･･私達4人で弐大くんの死体を見つける事になったの･･･』
七海「･･･その直後に”死体発見アナウンス”が流れてそれを聞いた終里さんが駆け付けて来たんだよね？」
九頭龍「死体発見アナウンスだったらオレらも聞いたぞ･･･確か、連絡エレベーターが故障してるのがわかって、立ち往生しているところだったか･･･」
左右田「で、とりあえずタワーに行ってみる事にして、イチゴ回廊に向かってみたんだけどよォ･･･イチゴ回廊のスイッチまで壊されてやがったんだ」
田中「せめて連絡だけでも取れないものかと思い、ラウンジの電話に目を付けたという訳だ」
終里「まどろっこしい前置きはいいから、犯人の話をしようぜ！･･･ま、どうせストロベリーハウスの誰かだろうけどな！」
左右田「どうせってなんだよ！」
終里「あんな残酷な殺し方が女にできる訳ねーし･･･となれば、ストロベリーハウスの誰かしかいねーだろ。さっさと白状しねーと全員体をエビ反りにしちまうぞッ！」
左右田「オメーが1番残酷だぞッ！」
七海「まぁまぁ、夫婦漫才はそれくらいにして、そろそろちゃんと考えようよ。今回の事件は疑問だらけだからね」
ソニア「疑問だらけと言うより･･･わたくしには疑問しかありません」
左右田「じゃあ1番わかりやすい”凶器の話”からいきましょうか！」
狛枝「･･･は？」
左右田「だって･･･凶器はもうハッキリしてるだろ？」
狛枝「･･･は？」
左右田「な、なんだよ･･･だって凶器なんて･･･一目瞭然だったじゃねーかよ･･･」
そう･･･なの･･･かな？
私達は議論を始めた
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作者名：メロン | 作成日時：2024年2月14日 7時
