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Aside
〈マスカットタワー〉
七海｢それにしても･･･謎だよね｣
A『あ、確かに･･･』
日向｢･･･ん？ 何がだ？｣
七海｢殺すなら頭を壊せばいいだけなのに･･･｣
A『どうしてこんな風に全身が壊されてるのかな･･･って･･･』
日向｢どこを壊せばロボが死ぬのかわからなくて･･･やたらに壊したんじゃないのか？｣
終里｢つーか、相手は弐大のおっさんだ！そう簡単に殺されるようなヤツじゃねーぞ！真っ向からバトった可能性はねーとして、隙を突くのも簡単じゃねーって･･･｣
そうだよね･･･あかねよりも強い弐大くんが･･･誰かに殺されるなんて･･･
わかった･･･！
でも･･･もう少し詳しく調べないと･･･
日向｢A･･･もっと調べるぞ｣
A『うん！』
私達は弐大くんの死体を調べ続けた
日向｢･･･あれ？｣
A『どうしたの･･･？』
日向｢弐大の首の後ろに突起物のような物がある。これって、もしかして･･･｣
A『弐大くんがあの時言ってた･･･”オヤスミスイッチ”だね』
日向｢あぁ･･･犯人はこれを押して、弐大をスリープモードにしたのかもしれない･･･だとしても、弐大の首の後ろのスイッチなんて、そう簡単に押せるとは思えないな･･･｣
A『あ、日向くん、見て･･･弐大くんの左足にワイヤーが縛り付けられてる･･･それにこれ、鉄製の頑丈なワイヤーだよ』
日向｢しかも、同じワイヤーで腕まで縛られて･･･まるで拘束されてたみたいだ。でも、拘束って言っても･･･相手はあの”ロボット化した弐大”だぞ｣
A『あ･･･このワイヤーの先端部分って･･･輪っかみたいになってる･･･』
日向｢これには･･･どんな意味があるんだろうな？｣
その瞬間･･･私は滑ってしまったが
A『あ･･･！』
日向｢A！｣
日向くんが助けてくれたお陰で怪我はなかった
日向｢大丈夫か？｣
A『うん、ありがとう』
日向｢何を踏んだんだ？｣
A『これ･･･かな？』
私が踏んでしまった物は･･･青い液体だった
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作者名：メロン | 作成日時：2024年2月14日 7時
