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日向side
〈マスカットタワー〉
左右田｢グッ･･･弐大･･･！ マジかよ･･･ッ！｣
九頭龍｢クソ･･･どこの誰だが知らねーが･･･ふざけた真似しやがって･･･！｣
狛枝｢感傷に浸ってる時間はないよ。ほら、早く捜査に取り掛からないと｣
日向｢でも、ここで調べられるところはもう俺達が調べてるんだぞ？｣
狛枝｢まだだよ･･･もっと詳しく調べられるはずだよ･･･ほら、左右田クンなら”分解”できるでしょ？｣
左右田｢･･･へ？｣
ソニア｢まさか･･･弐大さんの体を分解するのですか？｣
終里｢ふ、ふざけんじゃねーよ！これ以上、弐大のおっさんに何するつもりだッ！｣
狛枝｢何って･･･犯人を見つける為の捜査だよ。それとも終里さんは知りたくないの？弐大クンの身に何があったのかをさ･･･｣
終里｢そ、それは･･･ッ！｣
狛枝｢頭を使うのが苦手なら余計な口出しはしないでよ。本気で犯人を見つけたいならね･･･｣
終里｢うっ･･･！｣
狛枝｢ほら･･･左右田クンも何を呑気に突っ立ってるの？｣
左右田｢わ、わーったよ！やりゃあいいんだろ･･･クソッ！｣
狛枝｢ほら、他のみんなもいいの？ボーっとしている場合じゃないんじゃない？｣
狛枝のヤツ･･･やっぱり様子がおかしいぞ･･･
俺だけじゃなくて･･･他のみんなに対する態度までおかしい･･･でも、なんでだ？
俺達は捜査に戻った
A『左右田くん･･･凪斗が･･･ごめんね』
左右田｢べ、別に大丈夫っす･･･Aさん狛枝と何かありました？｣
A『あはは･･･ちょっと･･･喧嘩しちゃって･･･』
左右田｢そうだったんすね･･･でもでも！オレはAさんの味方ですからね！｣
A『ありがとう･･･左右田くん』(凪斗があんな風になったのは絶対私のせいだ･･･)
日向｢･･････あれ？お前、ツールナイフなんてどこから持って来たんだ？｣
左右田｢狛枝から貰ったんだよ･･･遊園地に来る前から準備してたんだとよ｣
なんだか･･･色んな事が狛枝を中心に動いてる気がするな･･･
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作者名：メロン | 作成日時：2024年2月14日 7時
