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✿595 ページ31

日向side

〈マスカットハウス 階段〉



日向「結局・・・極上の凶器ってなんだったんだ?」



A『それはね・・・』



七海「待って・・・ヒントだけ欲しい」



A『わかった・・・極上の凶器は”私達が使った事ある物”だったの』



日向「使った事がある・・・?」



七海「それって・・・ドッキリハウスいる全員?」



A『もちろん!』



七海「うーん・・・・・・・・・」



やっぱりわからないよな・・・



〈マスカットハウス 1階〉



田中「フッ・・・地獄の底から舞い戻ったぞ」



日向「・・・た、田中!」



九頭龍「おう・・・遅くなって悪かったな」



左右田「言っとくけど、オレのお陰だからな!オレがエレベーターを直したお陰だからな!」



狛枝「ほらね、ボクの言った通りだったでしょ?ねぇ左右田クン頼んでた件はどうなった?」



左右田「ん? あぁ・・・例のコンパスか・・・?このコンパスって壊れてるのかもしんねーぞ?」



狛枝「キミの感想は聞いてないよ。結論だけを言って貰える?」



左右田「え? え、えーっとだな・・・なんか・・・連絡エレベーターに乗ってる間にコンパスの針がぐるっと180度回転してたぞ・・・」



狛枝「なるほどね・・・どうやらボクとAの思った通りだったみたいだね」



日向「・・・え?どういう事だ?コンパスが180度回転って・・・」



A『つまりね・・・連絡エレベーターが・・・”180度回転”しているって事なの』



連絡エレベーターが・・・180度回転している?



狛枝「さてと・・・じゃあボクは弐大クンの死体を調べに行こうかな」



そのまま狛枝は俺達やAを無視するように、マスカットタワーへと入っていってしまった



左右田「な、なんだよ・・・あいつ・・・?なんか不機嫌になってねーか?」



A『・・・・・・』



日向「・・・・・・」



狛枝・・・あいつは何を知っているんだ?



何に・・・どこまで気付いてるんだ?



それに・・・どうしてあんな哀しい顔してるんだ?



日向「とりあえず俺達もマスカットタワーに行くか・・・」



A『・・・うん』



俺達はマスカットタワーへ向かった

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作者名:メロン | 作成日時:2024年2月14日 7時

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