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日向side
〈マスカットハウス 階段〉
日向「結局・・・極上の凶器ってなんだったんだ?」
A『それはね・・・』
七海「待って・・・ヒントだけ欲しい」
A『わかった・・・極上の凶器は”私達が使った事ある物”だったの』
日向「使った事がある・・・?」
七海「それって・・・ドッキリハウスいる全員?」
A『もちろん!』
七海「うーん・・・・・・・・・」
やっぱりわからないよな・・・
〈マスカットハウス 1階〉
田中「フッ・・・地獄の底から舞い戻ったぞ」
日向「・・・た、田中!」
九頭龍「おう・・・遅くなって悪かったな」
左右田「言っとくけど、オレのお陰だからな!オレがエレベーターを直したお陰だからな!」
狛枝「ほらね、ボクの言った通りだったでしょ?ねぇ左右田クン頼んでた件はどうなった?」
左右田「ん? あぁ・・・例のコンパスか・・・?このコンパスって壊れてるのかもしんねーぞ?」
狛枝「キミの感想は聞いてないよ。結論だけを言って貰える?」
左右田「え? え、えーっとだな・・・なんか・・・連絡エレベーターに乗ってる間にコンパスの針がぐるっと180度回転してたぞ・・・」
狛枝「なるほどね・・・どうやらボクとAの思った通りだったみたいだね」
日向「・・・え?どういう事だ?コンパスが180度回転って・・・」
A『つまりね・・・連絡エレベーターが・・・”180度回転”しているって事なの』
連絡エレベーターが・・・180度回転している?
狛枝「さてと・・・じゃあボクは弐大クンの死体を調べに行こうかな」
そのまま狛枝は俺達やAを無視するように、マスカットタワーへと入っていってしまった
左右田「な、なんだよ・・・あいつ・・・?なんか不機嫌になってねーか?」
A『・・・・・・』
日向「・・・・・・」
狛枝・・・あいつは何を知っているんだ?
何に・・・どこまで気付いてるんだ?
それに・・・どうしてあんな哀しい顔してるんだ?
日向「とりあえず俺達もマスカットタワーに行くか・・・」
A『・・・うん』
俺達はマスカットタワーへ向かった
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作者名:メロン | 作成日時:2024年2月14日 7時