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【捜査 開始】
Aside
〈マスカットタワー〉
終里｢ん？ 聞こえる･･･聞こえるぞ･･･｣
ソニア｢え？ 聞こえるとは何が･･･はっ！ まさか弐大さんのっ！？｣
終里｢んな訳ねーだろ･･･あいつはもう･･･死んじまったんだからよ･･･ま、いいか･･･こんな音を気にしてる場合じゃねーしな･･･｣
でも微かに･･･聞こえる気がする･･･
ソニア｢それで･･･田中さん達はどうしますか？呼びに行かなくてもいいのですか？｣
終里｢どうせ･･･すぐに来んだろ。今はあいつらの心配してる場合じゃねーんだ｣
そう･･･だよね･･･
きっと･･･来るはず･･･
七海｢･･･じゃあ、私達は先に捜査を始めてよっか｣
A『うん･･･そうだね』
日向｢まずは･･･モノクマファイルの確認からだ｣
私と日向くんはモノクマさんファイルを見た
《モノクマファイル4》
被害者となったのはロボット化した弐大猫丸･･･
通称”メカ弐大”である
死体が発見されたのはドッキリハウス内にある
マスカットタワーだった
頭部を修復不可能なほど激しく損傷しており
それをもって死亡と認定する
足や手などがバラバラになってしまったが･･･
元々取り外し可能だった箇所が
激しい衝撃を受けて外れてしまった模様
それ以外にも、全身にわたって数箇所を損傷しており･･･
それに伴い、いくつかの機能が破壊されてしまっているようだ
A『手足は取り外し可能だったらしいけど･･･激しい衝撃を受けたせいで外れちゃったみたいだね』
日向｢つまり･･･弐大は”何かしらの凶器”で、何度も叩かれたって事か？だけど･･･何度も叩くなんて、そこまでする必要があったのか？｣
情報が少ない･･･もっと捜査しないと･･･
A『次は弐大くんの死体を調べよう･･･』
日向｢あぁ、そうだな･･･｣
私達は弐大くんの死体のもとへ向かった
日向｢無残に壊されまくっている･･･頭部がヘコむくらいの激しいダメージを受けているけど･･･これが致命傷って事なんだよな？｣
A『でも･･･弐大くんはちょっとやそっとじゃ壊れないほど頑丈だったから･･･よっぽど大きな衝撃が弐大くんを襲ったって事だね』
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作者名：メロン | 作成日時：2024年2月14日 7時
