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日向side
〈マスカットハウス2階 ラウンジ〉
狛枝「そして、ファイナルデットルームをクリアしたお陰で、ボクとAには色んな権利が与えられたんだ」
A『マスカットハウスとストロベリーハウスを･･･行き来できるようになったの･･･』
狛枝「もちろん、行き来の度にゲームをする必要もない･･･」
日向「行き来するって･･･どこをどうやって行き来するんだよ？」
狛枝「あのさ、日向クン･･･さっきから同じ事ばっかりうるさいんだよね。ボク達のペースで喋らせてくれないかな？」
日向「･･･え？」
A『凪斗･･･』
狛枝とAは未来機関のファイルを手に入れ
そこに書かれていたのは･･･コロシアイ学園生活で殺された順番や名前だったらしい
狛枝「実は、過去の”コロシアイ学園生活”とこの”コロシアイ修学旅行”には共通点があったんだ」
日向「･･･共通点？」
A『･･･い、1回目は･･･意外な人が意外な場所で刺殺されている。2回目は共に殺人鬼が事件の主役となっている･･･』
狛枝「そして、3回目に起きた事件では、どちらも連続殺人事件が起きていたんだよ。ねぇ、この奇妙な一致について、キミ達はどう思う？」
日向「ど、どうもこうも･･･」
狛枝「偶然の一致とは思えないよね･･･ちなみに4回目の事件の結末は”自·殺”だったらしいよ」
日向「え･･･？」
狛枝「そこに、どんな意味があるのかは･･･それぞれが自分で考えればいい事だけどね。ボクは単に･･･事実を伝えたかっただけなんだ」
日向「事実を伝えたかっただけ？Aを巻き込んで俺達を混乱させたかっただけなんじゃないのか？」
狛枝「まったく･･･イチイチ文句が多いんだね？そんな風に言われると教えたくなくなっちょうよ。せっかく、日向クンの才能の秘密がわかったのに･･･」
日向「えっ？」
狛枝とAが貰ったファイルは未来機関のだけではなく希望ヶ峰学園のファイルも貰っていた
そのファイルには”俺だけの情報”しか書いてなく･･･奪われた学園生活の記憶は書いていなかったらしい
日向「お、俺の･･･だけ･･･？」
七海「どうして、日向くんの情報だけなの？そんなの変じゃない？」
狛枝「それをボクに言われても困るよ。そもそも、それを言ったらさ･･･」
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作者名：メロン | 作成日時：2024年2月14日 7時
