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Aside
〈オクタゴン〉
狛枝「でも･･･それっておかしくない？Aは入ってすぐに拘束されてロシアンルーレットする事はできなかったんだよ？誰かの仕業でね」
モノクマ「いや、だって･･･Aさんと狛枝クンが一緒にやっちゃっうとさ･･･一瞬で謎が解けちゃうでしょ？」
狛枝「･･････そんなしょうもない理由で、Aを弄ばないでくれる？」
凪斗は私を抱き寄せた
モノクマ「はいはい･･･ごめんなさいね。でもファイナルデットルームに入ったからにはロシアンルーレットは必ずやってもらうよ」
モノクマさんがそう言った後･･･
私の目の前には拳銃があった
これを成功すれば･･･日向くんの事がわかる･･･！
狛枝「･･･難易度は？」
モノクマ「うぷぷぷ、狛枝クンと一緒の最高難易度だよ！」
モノミ「ダ、ダメでちゅよ！狛枝くんは”超高校級の幸運”だから乗り越えられまちたけど･･･Aちゃんは･･･絶対ダメでちゅって！」
狛枝「やるの？」
A『うん･･･』
狛枝「じゃあ、銃口を自分の頭に向けて･･･」
A『こう･･･？』
狛枝「そう！そしたら引き金を思いっきり引くんだよ」
モノミ「な、なんで教えてるんでちゅか！？」
狛枝「ボクはこの目で確かめたいんだ。Aは希望なのか絶望なのかね･･･」
モノミ「Aちゃんがし、死んじゃいまちゅよ！」
狛枝「そしたら、その程度の希望だったって事だよ。でもAはこんな事で負けない･･･そうでしょ？」
A『うん、モノミ先生･･･』
モノミ「な、何でちゅか？」
A『私にも･･･幸運、あるんですよ』
モノミ「えっ？」
狛枝「A･･･？」
モノクマ「うぷ、うぷぷぷぷぷ･･･」
私は再び銃口を自分の頭に向け
「カチャ！！」
引き金を引いた
狛枝side
A『私にも･･･幸運、あるんですよ』
モノミ「えっ？」
狛枝「A･･･？」
モノクマ「うぷ、うぷぷぷぷぷ･･･」
そんな･･･嬉しそうに拳銃を握るAは･･･
まさに絶望という言葉に相応しい姿だった
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作者名：メロン | 作成日時：2024年2月14日 7時
