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狛枝side
〈ファイナルデットルーム〉
「･･･ガチャリ」
狛枝「あ、今の音って･･･鍵が開いた音だよね？あははっ！ どうやら今度こそファイナルデットルームをクリアできたみたいだね」
モノミ「あ、あちしは･･･あちしは･･･あなたが怖いでちゅよ･･･狛枝くん」
狛枝「･･･ん？そう？それより行こうか･･･あの扉の先の”オクタゴン”とお姫様の元にね」
オクタゴンへと続く扉を開くと･･･
A『･･････』
目に沢山の涙があるAがいた
狛枝「こんなになるまで･･･泣いちゃって･･･ホントボクがいないとダメなお姫様だよ」
ボクは拘束を解くと･･･Aはボクに抱きついた
A『凪斗！』
狛枝「A･･･」
モノミ「うぅ･･･感動の再開でちゅね」
モノクマ「コングラッチュレーション、狛枝クン！」
モノミ「ほわわっ！ 出たっ！」
モノクマ「よくぞ、ファイナルデットルームをクリアしましたね。しかも6分の1の確率で挑戦するという、最高難易度で･･･そんな狛枝クンにはボクからささやかなプレゼントを進呈します！まずは、これ」
狛枝「これって･･･未来機関のファイル？」
A『でも･･･このファイルは･･･ジェットコースターの時に貰いましたよ？』
モノクマ「ま、あれの続きとでも考えてください」
狛枝「･･･続き？」
モノミ「あ、あんた･･･勝手に何をあげてるんでちゅか･･･！」
モノクマ「えーっと、もう1つの特典は･･･はい、これだよ！」
狛枝「そのマークは･･･希望ヶ峰学園の！？」
モノクマ「そう、このファイルはね･･･希望ヶ峰学園時代に作成されたオマエラのプロフィールを集めた物なんだ。要は、オマエラ自身も忘れているオマエラのプロフィールだね」
狛枝「希望ヶ峰学園時代ねぇ･･･」
モノクマ「とにかく渡しておいてやるよ！どう使うかはオマエ次第って事で！」
狛枝「ありがとう･･･後でAと一緒にゆっくり見させて貰うよ」
A『凪斗･･･私、未来機関のファイルと希望ヶ峰学園時代のファイル見れない』
狛枝「･･･どうして？」
A『そう･･･ですよね、モノクマさん』
モノクマ「･･･うぷぷぷぷ、その通りー！！Aさんは･･･命懸けのルーレットをクリアしてないんでね」
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作者名：メロン | 作成日時：2024年2月14日 7時
