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狛枝side
〈ファイナルデットルーム〉
「命懸けのゲームとは･･･すなわち”命懸けのルーレット”なり
P．S．ルーレットの難易度設定は自己責任でお願いします！
それに応じて特典を用意してあるけど、くれぐれも無理はするべからず！」
狛枝「ふーん、なるほどね･･･そういう事か･･･」
モノミ「あ、あの･･･どういう事でちゅかね？」
狛枝「つまり、今までのゲームは単なる前座･･･これからが本番って事だよ」
モノミ「･･･ほえっ！？」
狛枝「命懸けのルーレットって･･･おそらく”ロシアンルーレット”の事だろうね。ほら･･･あそこに”拳銃”が出て来たよ」
モノミ「ロ、ロシアンルーレット！？」
狛枝「それじゃあ、さっそく･･･」
モノミ「ダ、ダメでちゅ！いくらなんでも危険過ぎまちゅって！」
狛枝「ねぇ、モノミ･･･ちょっと聞きたい事があるんだけどさ･･･実はボクってロシアンルーレットのルールをよく知らないんだよね･･･」
モノミ「あぁ、それなら･･･弾丸を”1発だけ”装填したシリンダーを回転させた後銃口を自分の頭に向けて引き金を引く･･･って、やったらダメでちゅ！6分の1の確率で死んじゃうんでちゅよ！？」
狛枝「ねぇ、本当にそのルールで合ってるの？逆じゃないかな？」
モノミ「ほえっ？」
狛枝「1発だけ弾を抜いて･･･残りの5発が装填された拳銃を使う･･･そうすれば、成功率の方が6分の1になる訳だから･･･うん、スリルのあるゲームとして成立するよね！」
A『んんー！！』(ダメ！！)
狛枝「A･･･ボクの事信じて待ってて･･･必ず助けるから」
A『ん･･･』(うん･･･)
狛枝「じゃあ、さっそく始めるよ！」
ボクは銃口を自分の頭に向けた
モノミ「ちょ、ちょっと狛枝くん･･･何してるんでちゅか？」
狛枝「何って･･･ロシアンルーレットでしょ？弾は1発だけしか抜いてないから･･･”生存率6分の1”だね」
ボクにだって超高校級と呼ばれる才能があるんだ･･･
”超高校級の幸運”と呼ばれる才能がさ･･･
ボクが”超高校級の幸運”なら、ボクはここで生き残って･･･Aを助けるべきなんだ！
「カチャ･･･」
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作者名：メロン | 作成日時：2024年2月14日 7時
