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Aside
〈ビーチ〉
唯吹はひよこちゃんの所に向かって走ってきた
A『ひよこちゃん･･･！』
その瞬間･･･振り返ると･･･
｢バタンッ！｣
ひよこちゃんは下駄でつまづいて転んでしまった
澪田｢あ、チャンス！｣
西園寺｢やだー！！｣
ひよこちゃんは頑張って逃げたが･･･
捕まってしまった
終里｢じゃあ次は西園寺が鬼だな｣
弐大｢目をつぶって･･･｣
A『あ、ちょっと待って･･･』
澪田｢どうしたんすか？｣
A『ひよこちゃん･･･膝怪我してる』
ひよこちゃんの膝には血が出ていた
九頭龍｢ハッ、弱い体だな･･･｣
A『ひよこちゃんの代わりに私が鬼になる！』
終里｢マジかよ！｣
弐大｢久しぶりに本気だせるのぅ！｣
西園寺｢ごめんね、A姉｣
A『ううん、大丈夫だよ。とりあえずひよこちゃんはこれで血を抑えてね』
私はひよこちゃんにティッシュを渡した
西園寺｢ありがとう･･･｣
A『うん･･･じゃあ私は10秒数えるね。1、2、3･･･』
澪田｢あ！3人共、海に逃げるっすよ！｣
終里｢どうしてだ？｣
澪田｢Aは泳げないんすよ！｣
3人｢｢｢･･････｣｣｣
澪田｢あれ？｣
九頭龍｢それ、あんま関係ねーよ｣
終里｢そうだぜ、水着着てないしな｣
弐大｢まあ、でも･･･海に逃げるのは面白いなぁ！｣
澪田｢じゃあ海に逃げるっすよ！｣
九頭龍｢しょうがねーな･･･付き合ってやんよ｣
A『･･･8、9、10！って･･･みんな海に逃げてる･･･まぁいっか･･･』
私は靴下と靴を脱ぎ、みんなを追いかけた
狙いは･･･九頭龍くん！
九頭龍｢なんでオレなんだよ！｣
A『なんとなく･･･視野に入った･･･から？』
九頭龍｢疑問形にすんな｣
次の瞬間･･･私は足をつまづいてしまった
A『あ･･･！』
九頭龍｢A！｣
だけど九頭龍くんが腕を引き抱き寄せてくれたお陰で
転ばなかった
A『あ、ありがとう･･･//』
九頭龍｢た、助けた訳じゃねぇ･･･目の前で転ばれるのが目障りだからだ//｣
3人(((素直じゃないな)))
西園寺(何あいつ･･･ムカつく)
その後･･･5人は鬼ごっこを久しぶりに堪能したとさ
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作者名：メロン | 作成日時：2024年1月23日 21時
