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Aside
〈学級裁判場〉
七海ちゃんはエレベーターに乗り行ってしまった
「ガタッ・・・!」
私は膝から崩れ落ちた
モノミ「Aちゃん!」
A『はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・』
モノミ「やい!モノクマAちゃんに何があったんでちゅか!」
モノクマ「”絶望病”だよ」
A『で、でも・・・絶望病は・・・もう・・・起こらないんじゃ・・・』
モノクマ「Aさんのは”ただの絶望病”だよ」
A『ただの・・・?』
モノクマ「狛枝クンや終里さんのはウソつき病に弱虫病の症状が出たけどAさんは何の変化もないでしょ?」
A『はぁ・・・はい・・・』
モノクマ「つまりね・・・”希望に満ち溢れてる人が一気に絶望の底に堕ちる”と発症するのがただの絶望病なんだよ」
モノミ「そ、そんな・・・!」
モノクマ「Aさんは罪木さんの死を見て見事に絶望しちゃったんだね。うぷぷぷぷ」
A『はぁ・・・はぁ・・・』
モノミ「笑ってないで・・・Aちゃんを助けたらどうでちゅ?!」
モノクマ「そんなの当たり前だろ!オマエなんかに指図されなくてもやるつもりだったよ!」
A『あ、あの・・・モノクマさん、スペシャルなイベントって・・・なんだったんですか?』
モノクマ「あいつらさ・・・ボクの話を聞かずに行っちゃったんだよね。話は最後まで聞こうって教わらなかったのかね?」
モノミ「・・・ど、どういう意味でちゅか?あんた、さてはまた何か企んでまちゅね!」
モノクマ「うぷぷ。企んでなんかないよ・・・ボクはちゃんと説明しようとしたもんね。弐大クンの・・・体についてもね・・・」
A『弐大くんの・・・体・・・?』
モノクマ「うぷぷ・・・最後まで話を聞かなかったあいつらが悪いんだよ・・・そのせいでとんでもない事態になったとしても、そこまでは責任持てませんなぁ!」
モノミ「あ、あんた・・・弐大くんに何をしたんでちゅか・・・」
モノクマ「何をしたって・・・ボクは助けてあげただけだよ?」
その瞬間・・・私は倒れてしまった
「バタンッ!」
Noside
モノミ「は、早く病院に・・・!」
モノクマ「やれやれ・・・じゃあヒロインを救いに行きますか」
モノクマとモノミは病院へと向かった
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作者名:メロン | 作成日時:2024年1月23日 21時