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日向side

〈学級裁判場〉



日向「・・・スペシャルなイベント?」



モノクマ「”最初の島の砂浜”に行ってご覧なさいな。待ち人がそこで待ってるよ」



A『待ち人・・・って・・・!』



終里「もしかして・・・弐大の事か?そうだな!? そうなんだな!?弐大は無事だったんだな!?」



モノクマ「えーっと・・・いや、無事と言いますか・・・」



九頭龍「やっぱな・・・弐大のヤローなら平気なツラして戻って来ると思ってたぜ!」



狛枝「みんな、やったね! 希望の光が見えてきたね!」



ソニア「希望の光・・・ですか?あの・・・弐大さんが戻って来るのは嬉しいですけど、でも、わたくしは・・・仲間が3人も犠牲になった直後ですし・・・素直に喜べません・・・」



左右田「ソ、ソニアさん・・・」



ソニア「ですけど・・・・・・それでも嬉しいです・・・弐大さんが無事でいてくれたなら嬉しいです・・・!」



田中「嬉しいのなら・・・素直に歓迎してやればいい。きっと、犠牲になったヤツらも、生きていればそうしたはずだ・・・」



九頭龍「へっ、魔界のなんとか・・・らしくねーセリフだな」



田中「黙れ。消しネズミにするぞ」



ソニア「澪田さん、西園寺さん・・・それに罪木さん。今だけは許してください。わたくしは・・・帰って来る弐大さんを温かく迎えてあげたいのです!」



A『大丈夫ですよ、ソニアさん・・・きっと伝わってます』



七海「じゃあ、みんなで弐大くんを迎えにいこうか。死んだみんなの分まで盛大にさ」



終里「ぐすっ・・・あ・・・れ・・・?なんだよ・・・また病気の後遺症か・・・?ぐすっ・・・訳わかんねーな・・・」



お、終里・・・



左右田「おっしゃ!じゃあ行こうぜッ!」



日向「・・・あぁ、そうだな」



弐大が戻って来る・・・



それを聞いた俺達は・・・いてもたってもいられず、地上へと向かうエレベーターに飛び乗った



Aside



七海「・・・A行かないの?」



A『・・・うん。まだちょっと・・・気持ちの整理が・・・できてないの・・・』



七海「そっか・・・じゃあ私先に行くね」



A「うん!行ってらっしゃい」



私は微笑みながらそう言ったが



この時・・・初めて親友に・・・”偽ってしまった”

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作者名:メロン | 作成日時:2024年1月23日 21時

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