✿515 ページ34
日向side
〈学級裁判場〉
日向「・・・スペシャルなイベント?」
モノクマ「”最初の島の砂浜”に行ってご覧なさいな。待ち人がそこで待ってるよ」
A『待ち人・・・って・・・!』
終里「もしかして・・・弐大の事か?そうだな!? そうなんだな!?弐大は無事だったんだな!?」
モノクマ「えーっと・・・いや、無事と言いますか・・・」
九頭龍「やっぱな・・・弐大のヤローなら平気なツラして戻って来ると思ってたぜ!」
狛枝「みんな、やったね! 希望の光が見えてきたね!」
ソニア「希望の光・・・ですか?あの・・・弐大さんが戻って来るのは嬉しいですけど、でも、わたくしは・・・仲間が3人も犠牲になった直後ですし・・・素直に喜べません・・・」
左右田「ソ、ソニアさん・・・」
ソニア「ですけど・・・・・・それでも嬉しいです・・・弐大さんが無事でいてくれたなら嬉しいです・・・!」
田中「嬉しいのなら・・・素直に歓迎してやればいい。きっと、犠牲になったヤツらも、生きていればそうしたはずだ・・・」
九頭龍「へっ、魔界のなんとか・・・らしくねーセリフだな」
田中「黙れ。消しネズミにするぞ」
ソニア「澪田さん、西園寺さん・・・それに罪木さん。今だけは許してください。わたくしは・・・帰って来る弐大さんを温かく迎えてあげたいのです!」
A『大丈夫ですよ、ソニアさん・・・きっと伝わってます』
七海「じゃあ、みんなで弐大くんを迎えにいこうか。死んだみんなの分まで盛大にさ」
終里「ぐすっ・・・あ・・・れ・・・?なんだよ・・・また病気の後遺症か・・・?ぐすっ・・・訳わかんねーな・・・」
お、終里・・・
左右田「おっしゃ!じゃあ行こうぜッ!」
日向「・・・あぁ、そうだな」
弐大が戻って来る・・・
それを聞いた俺達は・・・いてもたってもいられず、地上へと向かうエレベーターに飛び乗った
Aside
七海「・・・A行かないの?」
A『・・・うん。まだちょっと・・・気持ちの整理が・・・できてないの・・・』
七海「そっか・・・じゃあ私先に行くね」
A「うん!行ってらっしゃい」
私は微笑みながらそう言ったが
この時・・・初めて親友に・・・”偽ってしまった”
11人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:メロン | 作成日時:2024年1月23日 21時