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Aside
〈学級裁判場〉
【いたいのいたいのとんでいけ!】
超高校級の保健委員 罪木蜜柑 処刑執行
モノクマさんは注射器を床に打つと病室の壁が舞台のセットのように崩れてベットは壊れ・・・
そこに現れたのはみかんちゃんを乗せた巨大な片腕だった
またモノクマさんは注射器を持ち、その片腕に何十回何百回と打ち続けた
そして・・・巨大な片腕はみかんちゃんを乗せたまま空へと消えていってしまった
それで・・・みかんちゃんのおしおきは終わった
唯吹とひよこちゃんを殺した犯人は、みかんちゃんだった
その子も・・・処刑されてしまった
みかんちゃんは絶望病にかかったせいで、事件を起こしまったらしい
こんな終わり方なんて・・・誰も望んでないよ・・・
田中「さっきの罪木は・・・なんだったのだ?あれが真実の姿なのか?それとも・・・あれ自体も絶望病とやらの影響か?」
狛枝「・・・どっちでも一緒だよ・・・罪木さんは元から、希望に相応しくない人間だったんだ・・・という訳で・・・気持ちを切り替えていこうよ」
ソニア「そ、そんなの無理です!!だって・・・ずっと仲間だと思ってたのに・・・それなのに・・・」
A『・・・・・・』
左右田「むしろ・・・あいつが裏切り者だったら、まだスッキリするんだけどな・・・」
モノクマ「でも残念。それは違います。罪木さんは裏切り者ではありません。裏切り者はまだ生きてるよ。その証拠にモノミが平気な顔してるじゃない」
モノミ「へ、平気じゃないでちゅよ・・・」
モノクマ「でも、裏切り者が死んだら、それどころじゃないよね?だって・・・”同じ未来機関の手先同士”だから、キミらはほとんど一心同体みたいなモンだもんね?」
田中「であれば、貴様はなんだ?モノミとは違うと言っていたが・・・」
モノクマ「ボクの事なんかどうでもいいじゃん!それよりなんか疲れたね!休憩に右目の黒豆を食べる時間もなかったしね!」
モノミ「その右目って黒豆だったの!?・・・とか、つっこんでる場合じゃなくって、何が言いたいんでちゅか!」
モノクマ「ほら、人生は山あり谷ありって言うでしょ?谷ばかりだとマンネリ化しちゃうよね?という訳で、オマエラにスペシャルなイベントを用意しましたー!」
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作者名:メロン | 作成日時:2024年1月23日 21時