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【学級裁判 閉廷】
Aside
〈学級裁判場〉
モノクマ「またまた大正解！これで3回連続だぁーーー！！そう、2人の女性を殺めた恐ろしきクロの正体は、罪木蜜柑さんなのでしたー！」
終里「ふざけ･･･んなよ･･･オレを看病してくれた罪木が･･･あいつらを殺した･･･だと･･･ふざけんなよ、罪木ッ！オレらを騙してたのかッ！？」
罪木「うふっ･･･うふふっ！」
左右田「わ、笑ってねーでなんとか言えって！話になんねーだろ！」
罪木「ふふふふふふふふふふふふ」
左右田「こ、こいつ･･･ッ！」
九頭龍「ペコの時とは訳がちげーな･･･マジで･･･イカレちまってんぞ･･･！」
狛枝「仕方ないよ、彼女はもう違うんだ。彼女はもう･･･ボクらの知っている罪木蜜柑さんじゃないんだよ」
日向「･･･えっ？」
A『もしかして･･･みかんちゃんもかかってたの？』
狛枝「うん、そうだよ。今回の動機である”絶望病”にね･･･」
田中「罪木も･･･だと･･･？」
狛枝「ねえA･･･1回だけボクから離れた時あったでしょ？」
A『･･･うん。みんなと通信した時ね･･･』
狛枝「ボクはその時に知ったんだよ。意識が朦朧としてたけど、それでもたまに垣間見た彼女の表情は･･･一片の希望さえ失ったような絶望･･･そんな表情だったよ」
日向「ま、待てよ･･･罪木が･･･絶望病にかかってただって･･･？じゃあ、もしかして･･･あの時のあいつは･･･！」
狛枝「あれ？ もしかして日向クンにも心当たりがあるの？」
A『･････････』
日向「そうだ･･･あの時の罪木はやたらと熱かった･･･今考えればあれって･･･澪田や終里と同じように･･･高熱だったのか･･･」
ソニア「では･･･罪木さんはその病気のせいで？」
罪木「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
狛枝「そこにいる罪木さんはもう”超高校級の保健委員”なんかじゃない。彼女は絶望病に侵された別人･･･”超高校級の絶望”と呼んだ方が相応しい人間なんだ！」
超高校級の･･･絶望･･･？
「ズキッ！」
その瞬間･･･頭痛が私を襲った
何･･･それ･･･
知らないのに･･･なぜか聞き覚えがある･･･
どうして･･･？
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作者名：メロン | 作成日時：2024年1月23日 21時
