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日向side
〈学級裁判場〉
この場の全員の運命が、あの映像を目撃した俺とAにかかってるって事か･･･
手が震える･･･もし間違えたら･･･
A『･･･日向くん』
日向｢･･･！｣
Aは俺の手を握っていた
でもAの手も震えていた
A『私も･･･日向くんと一緒だよ。仲間を疑うなんてしたくない･･･でもね･･･この中の誰かがその大事な仲間を殺したのも事実･･･』
日向｢A･･･｣
A『だったら･･･私達はやり切らなきゃダメだと思う。この絶望のような連鎖を断ち切る為にもね』
日向｢あぁ、そうだな･･･｣
A『大丈夫だよ･･･日向くんは1人じゃない。私もいるから･･･もう1度一緒にゆっくり謎を解こう･･･ね？』
日向｢･･･ありがとな･･･A｣
A『うん！』
罪木｢どうして私が犯人だって決め付けるんですかぁ？どこに証拠があるんですかぁ！もう許してくださぁぁぁぁぁぁいっ！｣
覚悟を･･･決めるしかない
でも大丈夫だ。俺にはAがいる
俺とAでやるしかない･･･！
俺達が決着を付けるしかないんだ･･･！
Aside
覚悟を･･･決めるしかないね･･･
でも大丈夫･･･私は1人じゃない。日向くんがいる
私達が決着を付けてみせる･･･！
私達は再び議論を始めた
罪木｢私は犯人なんかじゃありませぇん！｣
狛枝｢会議室で映像を撮影したのは･･･キミ以外に考えられないんだよ？｣
罪木｢は？ 証拠でもあるんですか？その人が”被ってた麻袋”が証拠ですか？彼女が”着てた患者服”が怪しいんですか？それとも”履いてた病院靴”ですか？｣
九頭龍｢澪田と罪木は体型が明らかに違うはずだ･･･｣
罪木｢その体型が証拠になりますか？”患者服の下の体型”が判別できたんですか？あの映像だけで？”あんなカメラアングル”だけで！？｣
日向＆A｢『それは違うぞ！/それは違うよ！』｣
日向｢罪木･･･お前は決定的なミスを犯したぞ･･･｣
罪木｢ミ、ミス･･･？｣
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作者名：メロン | 作成日時：2024年1月23日 21時
