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Aside
〈学級裁判場〉
罪木｢私が何をしたって言うんですかぁ！どうして、誰も許してくれないんですかぁ！｣
狛枝｢･･･次はまともに話してくれない作戦かな？これはこれで厄介だね。それに･･･実はボクも”奥の手”以外はネタ切れなんだ。どうやって認めて貰えばいいのかな･･･？｣
確か･･･こんな時･･･恋愛小説でなんか作戦あったよね･･･
なんだっけ･･･押してダメなら･･･
A『あ･･･｢押してダメなら引いてみろ｣作戦だよ』
狛枝｢ははっ･･･なるほどね｣
田中｢･･･どういう事だ？｣
A『え、えっと･･･手掛かりがないなら･･･みかんちゃんから出して貰うしかないじゃないかなって･･･//』
九頭龍｢最初からそう言えば･･･良かったじゃねーか｣
A『･･･最近似たような展開の恋愛小説読んでたから･･･急に思い出しちゃって･･･ごめんね！学級裁判は遊びじゃないに･･･//』
全員(((可愛い･･･)))
七海｢ふふっ･･･さて、Aに癒されたところで･･･ねぇ、罪木さん･･･最後に1つだけ聞かせてくれるかな？｣
罪木｢な、なんですかぁ･･･？｣
七海｢あなたが犯人じゃないって事はさ、日向くんとAが見た映像をねつ造したのも･･･｣
罪木｢わ、私じゃないに決まってるじゃないですかぁ！｣
七海｢それって･･･証拠はある？｣
罪木｢だったら逆に･･･私がその映像をねつ造したって証拠はあるんですかぁ？私は何も悪い事してないのに･･･なんで私ばっかり嫌われなくちゃいけないんですか！？いい加減に許してくださいよぉ！｣
九頭龍｢だ、大丈夫かこいつ･･･！情緒不安定になってんぞ･･･！｣
罪木｢わわ、わ、私は犯人なんかじゃありませぇん！そんな映像･･･そそそ、そんな映像撮影してませぇん！｣
A『だけど･･･ようやく反論してくれるようになったね』
七海｢ただ、彼女の主張のどこに穴があるのか･･･それを判断できるのは･･･やっぱり日向くんとAだけだよ。だから･･･もう1度2人に任せるね｣
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作者名：メロン | 作成日時：2024年1月23日 21時
