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Aside
〈学級裁判場〉
日向｢罪木･･･お前がそうなんじゃないか？｣
罪木｢･･･ひいいいぃっ？え、えーっと･･･なんの話ですかぁ？｣
A『･･･みかんちゃんが唯吹とひよこちゃんを殺した犯人なんじゃないかって事だよ』
罪木｢は、犯人って･･･えっ？ふえええええぇっ！？わ、私が犯人って･･･なんですかそれぇ！｣
終里｢お、おい･･･さすがにそれはねーんじゃねーか？そんな虫も･･･｣
A『！？』
終里｢･･･殺せねーような･･･むしろ、虫にも･･･｣
A『！？』
全員(((忘れてた･･･)))
終里｢殺されそうなヤツが犯人なんてよぉ｣
罪木｢そ、そうですよぉっ！私みたいなドジでノロマなカメが人殺しなんて･･･と、とんでもない話ですぅ！｣
日向｢だけど･･･俺とAそしてお前だけなんだ。澪田の映像をねつ造する事で”アリバイ”を手に入れて有利になるのなんてさ･･･｣
ソニア｢アリバイ･･･？それが犯人の目的だったのですか？｣
狛枝｢そう言えば、さっきそんな流れになったね･･･日向クンとA、罪木さんだけにはアリバイがあるって｣
罪木｢た、たまたまですってぇ！｣
A『･･･でも、あの映像を病院の会議室で撮影できたのも、みかんちゃんだけなんだよ。それも･･･たまたまなの？』
罪木｢ふわぁっ！？｣
日向｢あの時、お前は休憩室に行くって言ってたけど･･･本当は会議室に行ったんじゃないのか？｣
A『そこで予め準備しておいた患者服に着替えて、そして麻袋を被って通信を開始した･･･』
日向｢そうやって、澪田がライブハウスで首を吊ろうとしている映像をでっち上げて･･･｣
A『それを私達に見せたんだよ』
罪木｢はわ･･･はわわわわわわわぁ･･･｣
日向｢それに、俺とAはあの映像を病院のロビーで見てたんだ･･･ロビーは病院の外の人間が会議室に行こうとしたら、必ず横切らなくちゃいけない場所だ｣
九頭龍｢病院の外にいたヤツが会議室に行って撮影したとは、考えられねーって事か･･･！｣
狛枝｢その上･･･病院にいたボクと終里さんは、絶望病のせいで前後不覚だったから･･･｣
田中｢という事は、やはり･･･！｣
罪木｢ちょ、ちょっと待ってくださぁーい！｣
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作者名：メロン | 作成日時：2024年1月23日 21時
