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Aside
〈ライブハウス〉
罪木｢だ、だから私はAさんと日向さんを疑ってません･･･本当に本当ですから･･･｣
A『･･･そっか、ありがとうみかんちゃん』
罪木｢は、はい･･･えっと･･･そろそろいいですか？あの･･･検死の続きもあるし･･･もう1度声を掛けて貰えれば知ってる事はすべてお話ししますから｣
日向｢あぁ･･･わかった｣
罪木｢では、また･･･｣
みかんちゃんは検死をしに戻った
次の瞬間･･･私はある物を見つけた
それはぐちゃぐちゃに破壊された監視セットだった
A『なんで監視セットが･･･こんな事に･･･？』
田中｢通信用に左右田がライブハウスに設置した物か･･･こんな風に壊されるとはな｣
ソニア｢犯罪心理が影響したのでしょうか？｣
日向｢･･･どういう意味だ？｣
ソニア｢たとえ、映していないとは言っても、カメラを前に殺人行為に及ぶなんて行為･･･犯人は堪えれなかったに違いありません｣
田中｢それでカメラを壊したという事か･･･ふむ、充分に考えられそうだ｣
カメラを前に殺人行為に及ぶのはためらわれる･･･
だから犯人はこれを壊したの･･･？
だったら私と日向くんが見た”アレ”はなんだったのかな･･･？
と考えていたら･･･
狛枝｢Aー！｣
と凪斗が私に抱きついていた
日向(デジャブ･･･)
A『どうした･･･何かあったの？』
狛枝｢日向クンとAは今回の事件を最初から目撃しているらしいね？｣
日向｢･･･だから、なんだよ｣
狛枝｢ボクに事件のあらましを教えてくれないかな？ボクはこの事件の真相により近付けなくちゃいけないんだ。より強い希望に･･･Aにこの身を捧げる為にね･･･｣
日向｢断る｣
日向くんは私の手を引いた
狛枝｢･･･どうしてもかな？｣
日向｢何度も言わせるな･･･断る！｣
狛枝｢ちょっと待って！｣
凪斗も私の手を引いた
A『凪斗･･･』
狛枝｢A･･･お願い。1つだけ答えて欲しい｣
A『うん･･･いいよ』
日向｢なッ！？｣
A『日向くん･･･これからされる質問は絶対に重要だよ。だからよく聞いた方がいいかも』
日向｢･･･わかった｣
狛枝｢Aは”誰を”看病してた？｣
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作者名：メロン | 作成日時：2024年1月6日 2時
