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Aside
〈学級裁判場〉
ソニア｢それを内側から封鎖してしまったら、犯人も出られなくなってしまいますよ？｣
九頭龍｢あぁ、その通りだ･･･つまり、オレらがライブハウスの扉をぶち破った時、犯人はまだ中にいやがったんだ！｣
罪木｢ふえええぇ！？あ、あの中にいたんですかぁ！？｣
九頭龍｢となれば、その時のアリバイがねーヤツが怪しいって事になるはずだが･･･それはソニアと左右田！テメーら2人だッ！！｣
ソニア｢わ、わたくしもですか！？｣
左右田｢な、なんだよそれ！なんでオレらなんだよッ！？｣
九頭龍｢他の連中は･･･全員アリバイがあるんだよ｣
九頭龍くんと七海ちゃんとみかんちゃんは
日向くん、私と一緒にそのライブハウスの扉を開けていて
眼蛇夢くんはその直前にモーテルで私達に会っている･･･
九頭龍｢それに病院にいた終里と狛枝に犯行が不可能となれば、テメーらのどっちかとしか考えられねーだろ！｣
狛枝｢アリバイがない人ならもう1人いるよね？ほら･･･弐大クンだよ｣
モノクマ｢ワシもかぁああああああッ！？｣
モノミ｢ちょっと、なんであんたが･･･えっ？じょ、冗談でちゅよね･･･？｣
ソニア｢や、やめてください･･･悪い冗談はよしこちゃんですよ･･･｣
九頭龍｢とにかく！ 犯人がライブハウスに隠れてた以上、その時のアリバイがねーヤツらを疑うのは当然だ！｣
左右田｢なんて悪質な追い込み方だ･･･こいつが本職の技ってヤツかよ･･･！｣
犯人はライブハウスの中にいた･･･
九頭龍くんはそう考えてるみたいだけど･･･本当にそれでいいのかな？
私達は議論を始めた
九頭龍｢犯人はライブハウスの中にいたんだ。あの扉を”内側から封鎖”して･･･｣
A『それは違うよ！･･･扉が外から封鎖された可能性だってあるはずだよ』
九頭龍｢外からって･･･どうやるんだよ？｣
日向｢ライブハウスの扉にこびり付いてた”半透明の塊”だ。あれを使ったんじゃないか？｣
九頭龍｢半透明の塊･･･ゴム何かか？｣
A『その半透明の塊の正体は･･･きっと接着剤だよ』
九頭龍｢せ、接着剤だと！？｣
七海｢うん、私もそう思うよ。口に入れた時に広がる工作室っぽいケミカルな香り･･･｣
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作者名：メロン | 作成日時：2024年1月6日 2時
