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Aside
〈学級裁判場〉
日向｢まだ約束の時間前なのに、監視カメラが受信してる事に気付いたんだ｣
A『受信スイッチを押してモニターを確認してみると･･･そこに映ったのは･･･』
日向｢麻袋を被った患者服姿の人物が･･･自分から脚立を上っていく姿だった｣
狛枝｢凄い！ドキドキする話だね！で、Aと日向クンはどうしたの？｣
A『急いで病院を飛び出して、通信先のカメラが設置してあるライブハウスに走ったよ』
日向｢･･･でも、間に合わなかった。駆け付けたライブハウスでは、すでに麻袋を被った人が首を吊ってたんだ｣
A『すぐに他のみんなにしらせようと思って、私達はモーテルに向かったの』
狛枝｢どうしてモーテルに？｣
日向｢ライブハウスから近かったからだよ。それに病院と違って動ける人間が多いからだ･･･と思ったんだけど･･･｣
A『そこで私達に付いて来てくれたのは七海ちゃんだけだったね』
七海｢けど、その直後に罪木さんや九頭龍くんと合流できてちょっと安心したのを覚えてるよ｣
九頭龍｢･･･オレらはオレらで、いなくなった澪田を捜してたんだ｣
罪木｢私はちょっとだけ休憩した後、病気のみなさんの見回りを始めたんですけどぉ･･･｣
みかんちゃんはそこで唯吹がいなくなった事に気付いて慌てて病院を飛び出すと･･･
偶然にも九頭龍くんと会えたみたい
罪木｢手伝って貰えないかと色んな形でお願いしたんですぅ｣
左右田｢･･･色んな形で！？｣
九頭龍｢誤解されるような言い方はやめろ･･･｣
日向｢その2人から澪田がいなくなったって聞いた俺とAは、あの麻袋の人物がそうなんじゃないかと思って･･･すぐにみんなを連れて、ライブハウスに戻ったんだ｣
九頭龍｢けど、ライブハウスの扉が開かなくなってやがった。仕方ねーから4人でぶち破ったんだ･･･｣
日向｢Aはその時すごく具合が悪そうだったから傍で休ませてたんだ｣
A『うん･･･だからライブハウスの扉を開けてくれたのは日向くん、九頭龍くん、七海ちゃん、みかんちゃんの4人って事』
狛枝｢･･･なるほどね｣
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作者名：メロン | 作成日時：2024年1月6日 2時
