希望の少女は絶望に彷徨いますXI

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回想

〈モーテル 西園寺の部屋〉



ソニア｢さ、西園寺さん･･･もしかして着付けでお困りなのですか？｣



西園寺｢バ、バカー！ 何言ってんのさー！できるに決まってんじゃーん！だ、だって･･･小泉おねぇとA姉に教えて貰ったんだもん｣



ソニア｢あ、あの･･･でしたら、鏡のある場所でやってみたら如何ですか？ほら、あのライブハウスの倉庫に大きな鏡がありましたよね？見ながらやれば･･･きっと上手くいくはずですよ｣



回想終了



Aside

〈モーテル 西園寺の部屋〉



ソニア｢その時は･･･すぐに追い出されてしまったのですが･･･もしかしたら･･･西園寺さんはそれを思い出して･･･！｣



A『･･･着付けの為にライブハウスに向かったって事ですね･･･』



確かに･･･ひよこちゃんの着物は乱れてた



ライブハウスに向かった瞬間に･･･ひよこちゃんは殺されたって事か･･･



日向｢なぁ、その話って事件前に誰かにしたか？それか･･･その会話を誰かに聞かれてたとか･･･｣



ソニア｢いえ･･･今まで誰にも話していませんし、他の誰かに聞かれていたとも思いません｣



じゃあ･･･犯人はひよこちゃんが来るのは知らなかったって事になるよね･･･



これは･･･



A『すごく重要な手掛かり･･･！ありがとうございますソニアさん！』



ソニア｢こちらこそAさんのお役に立ててわたくしも嬉しいですわ｣



その瞬間･･･



｢キーン、コーン･･･カーン、コーン｣



モノクマさんアナウンスが鳴ってしまった



モノクマ｢やっほー！モノクマだよー！いい感じー！あのね、学級裁判が始まるんだよー！だからまた”モノクマロック”の前までなる早で集まってねー！｣



日向｢もう時間･･･なのか･･･｣



A『また･･･あの場所に行かなきゃ･･･ならないんだね･･･』



日向｢･･･でも、弱気になってる場合じゃない｣



A『そう･･･だね･･･唯吹とひよこちゃんが犠牲になった理由･･･それを明らかにする為にも･･･』



日向｢･･･行くしかないんだ！｣



私達はモノクマロックへ向かった

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