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Aside
〈モーテル〉
九頭龍｢オレと罪木が別行動で探索してた時間なんて、たかが知れてる･･･そんな短時間で西園寺を殺してガムテープで柱にぐるぐる巻きになんてできねーよ｣
と言う事は･･･私と日向くんがライブハウスから離れてる間にそれをするのも不可能って事だね
それと･･･
A『九頭龍くんは犯人じゃないよ』
九頭龍｢･･･なんでそう思うんだ？｣
A『あんなに優しい九頭龍くんが人を殺す訳ないでしょ？』
九頭龍｢優しい･･･か･･･｣
日向｢A･･･西園寺の部屋を捜査するぞ｣
A『うん･･･わかった。じゃあね九頭龍くん』
九頭龍｢あ、あぁ･･･｣(好きなヤツに褒められるって･･･こんなにも嬉しいもんなんだな//)
私は日向くんとひよこちゃんの部屋へ向かった
ドアを開けようとした瞬間･･･
｢ガタガタガタ･･･｣
A『鍵が掛かってるみたい･･･』
日向｢だけど･･･西園寺が懐に持ってた鍵･･･きっと、これを使えば･･･｣
日向くんはさっきの鍵を取り出し、鍵穴に差し込むと･･･
｢カチャ･･･｣
ドアが開いた
A『開いた･･･！やっぱりこの鍵はひよこちゃんが使ってた部屋の鍵だったんだね』
日向｢･･･よし、部屋の中に入ってみるぞ｣
A『うん･･･』
私達はひよこちゃんの部屋へ入った
〈モーテル 西園寺の部屋〉
ベッドや棚、シャワーに小さい洗面台まである
ここに･･･ひよこちゃんが泊まってたんだね･･･
ソニア｢･･･あれ？ 鍵が空いたんですね？｣
日向｢あぁ･･･西園寺が懐に鍵を入れててさ･･･｣
A『それを使って開けたんです』
ソニア｢そう･･･でしたか･･･｣
A『･･･ソニアさんどうかしたんですか？』
ソニア｢いえ･･･もしかしたら･･･わたくしのせいなのかもしれないと･･･そんな風に思えてしまって･･･｣
日向｢ソニアのせいって･･･どういう意味だ？｣
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作者名：メロン | 作成日時：2024年1月6日 2時
