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日向side
〈会議室〉
俺はAと会議室へ向かった
会議室に入ると視界が真っ暗だった
日向「なんだこれ・・・?」
A『真っ暗で何も・・・きゃあ!』
どこからかAの悲鳴が聞こえた
日向「A!大丈夫か!?」
呼び掛けても返事がなかった
まずは・・・明かりだ!
日向「えっと・・・電気は・・・?」
七海「・・・付けないで」
日向「・・・え?な、七海・・・そこいるのか・・・?Aを知らないか?」
七海「・・・電気を付けたら丸見えになっちゃうよ。Aの”こんな姿”が・・・」
日向「Aの・・・何が・・・丸見え・・・?」
A『な、七海ちゃん・・・ん♡』
微かにAの声が聞こえた
日向「七海・・・Aに何してんだ!」
七海「ねぇ、日向くん・・・両目を潰してくれるなら電気を点けてもいいよ・・・どうする? 潰す?」
日向「潰さない・・・!」
七海「・・・・・・あーあ、残念。ドッキリ大失敗だね」
と言い終わるや否や、カーテンレールを引く乾いた音が聞こえ・・・
眼球の裏がチクリと痛むような強い光・・・
なんとか薄目を開けて、明かりに目を馴らしていくと・・・
窓に掛かったカーテンは開いていて
Aは七海に押し倒されていた
それも両腕をリボンで縛られたままでブラウスはボタンが4つ外れていた
日向「・・・な、何してんだよ//」
七海「・・・拘束プレイ」
A『はぁ・・・はぁ・・・♡』
日向「事後か?」
七海「準備中」
日向「・・・A大丈夫か?」
俺は七海との会話を強制終了させ
Aの身体を起こし
A『う、うん・・・』
両腕の拘束を解いた
A『ありがとう・・・日向くん』
七海「・・・ごめんね、A」
A『ちょ、ちょっとビックリしたけど大丈夫だよ』
日向「七海・・・ドッキリとは言えやり過ぎだ!」
七海「・・・ビックリした?」
日向「ビックリって言うか・・・意味がわからない」
七海「でも、私達にはわかったよ」
A『うんうん・・・』
日向「・・・何がだよ」
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作者名:メロン | 作成日時:2024年1月6日 2時