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日向side
〈劇場〉
俺は劇場に入り”例の映画”を見た
日向「･････････」
モノクマ「いやー、映画って本当にいいものですね！上も下も大洪水の感動ドラマでしたね！」
日向「･････････」
モノクマ「それでは、学級裁判でお会いしましょう！さよなら、さよなら、さよなら！」
モノクマは去っていった
日向「･････････」
呆れてため息も出ないって･･･
まさに、この状態を指して言うんだろうな･･･
そして俺は劇場から出た
〈映画館〉
「ガチャ･･･」
A『日向くん･･･おかえり』
日向「あぁ･･･」
狛枝「どうだった･･･って聞くまでもないか。想像通りのリアクションだね」
日向「まったく最低の映画だったな･･･いや、あれを映画と呼んでいいのか？」
A『でも、お陰でよくわかったでしょ？』
日向「あぁ、そうだな･･･」
確かに、あの映画のキャラクター達の殺され方は、
今回の事件とよく似ている･･･
日向「俺とAが最初に見つけた澪田の死体は、カカシと同じように首を吊って･･･」
A『その後に見つけたひよこちゃんの死体は、磔されてしまったライオンさんと同じ･･･』
狛枝「本来なら、3人殺せば見立ては完成なんだけど、そうはならなかったみたいだね･･･犯人は悔しがってるのかな？それとも･･･」
犯人の目的が見立て殺人そのものだったら
きっと悔しがってるところだろうけど･･･
･･･本当にそうなのかは疑問だな
日向「次は･･･病院に行くか」
A『そうだね･･･行ってみよう』
俺達は病院へ向かった
Aside
〈病院 ロビー〉
病院へ入ると七海ちゃんと左右田くんがいた
七海「ここに来たの･･･久しぶりの気がするよ」
A『七海ちゃんはモーテル組だったからね』
七海「･･･寂しかった」
七海ちゃんは私に抱きついた
A『私も･･･寂しかった』
私も七海ちゃんの背中に手を回した
しばらくこのままでいた
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作者名：メロン | 作成日時：2024年1月6日 2時
